るろうに剣心の新アニメの13話「死闘の果て」のネタバレ感想！マンガとの展開の差異は？

2023.09.29

るろうに剣心の新アニメ、第13話の「死闘の果て」についてのネタバレ感想をこの記事で記します。

この話も前回までの続きの恵を救出すべく、観柳邸に突入して恵を助ける話の続きで、般若と式尉との対決が終わり、ついに剣心が蒼紫と対峙するシーンです。

今回も原作との違いが発見されたら、それも詳しくお伝えしますね。

ネタバレ注意でお願いします。

るろうに剣心の第13話のネタバレ感想

以下紹介していきます。

今回は観柳の魔の手によって、ガトリング砲が持ち出されて、御庭番衆が倒される話になりますね。

ここで観柳が初めて恐ろしい敵と認識されるシーンですが、ここは蒼紫にとって、非常に大きなターニングポイントとなるシーンです

 

まず、前回の続きで、式尉が撃たれて凶弾に倒れることになりました。

登場して直ぐいきなり撃たれておりましたからね。

この回はそもそも武田観柳が暴走している話からスタートするというある意味すごいインパクトのあるスタートでした。

そこで蒼紫は非常に大きな悲しみを背負うと共に、彼の中に一つの大きな影を落とすことになります。

式尉が倒れて悲しみに暮れるのもつかの間、その後にひょっとこが現れます。

しかし観柳のガトリング砲は非常に強力で、ひょっとこの体を襲います。

→ひょっとこの記事はこちら

この時点でのガトリング砲はいくら御庭番衆の鍛え上げられた肉体でも耐えられずに一撃で倒れてしまいます。

これはまさに凶悪な代物。

その後にひょっとこが背負う樽から、癋見が飛び出しまして、彼が恵を狙って、弥彦がかばったことで毒にかかった螺旋鋲で倒そうとします。

しかし、観柳の反応速度は意外と優れており、その癋見もガトリング砲ですぐ倒しました。

う～ん、癋見でも観柳のガトリング砲には勝てなかったのか。

ところで、現在も刊行されているるろうに剣心の北海道編では、観柳もなかなかの活躍をしておりますね。

→観柳の記事はこちら

ガトリングis wonderful.とかいう訳の分からない英語でバカ喜びしている観柳が小憎たらしい奴でした。

般若の心中

三人が倒れて、般若がなんと剣心が逆刃刀を取るまでの時間稼ぎに協力してくれるようです。

さきほどまですごい戦いを演じていたのに剣心に協力するとは、すごい心境の変化です。

で、般若曰く、恵のことを考えていなかったわけではなく、蒼紫の方がだいじだったとのこと。

これが剣心と般若が最後に会話したシーンでした。

というわけで般若も根っからの悪人ではなかったようです。

とまあ、その般若までも観柳の凶弾により倒れてしまいます。

この展開には蒼紫は絶望したことと思いますね。

ここで、なんと御庭番衆四人と、蒼紫の回想シーンが挟まれます。

この展開は初めて見ました。

蒼紫がなんと、神谷道場に似た道場で、仲間の般若に稽古を付けているシーンでした。

旧アニメや原作で版見せないような表情で、蒼紫自身がさわやかに接しているのが非常に印象的なシーン。

そして般若自身も笑っていると称されております。

多少の原作改編ですが、これはいい改編でしたね。

観柳の終わり

そんなやりたい放題の観柳ですが、これで年貢の納め時ですね。

で、観柳の場合は、やはりガトリング砲は強力なのですが、やはり弾薬が尽きてしまったようですね、

さすがに200発も発射していたらな～

で、結局剣心を前にビビって命乞いをします。

この情けなさが観柳のキャラのいいところでもあるんですけどね（笑）…。

 

  • 命乞いならお金様に頼んでみろ！

 

の一撃で剣心の逆刃刀で顔をつぶされてしまいます。

 

この時のいがんだ顔のアホづらは絶対に必見ですよ～（笑）。

ちなみに映画でもなかなか情けないキャラになっておりまして、私は結構この下品さが好きでしたけどね。

展望室の恵

で、展望室に幽閉されていた恵ですが、剣心と弥彦と左之助が助けに行きます。

そして、恵は驚くのですが、一度剣心達をはじめ他の犠牲者にも多大な迷惑をかけたようなので、恵は自分で命を絶とうとします。

このときあたりの恵は後の恵とは違って簡単に命を投げ出すようなキャラなんですよね。

恵は本来、気丈なキャラで左之助や薫に思ったことをずばずば言うタイプのキャラなので、ここの恵は命を粗末にするようで少し違和感がありましたね。

ただ、思いを寄せる剣心と、自分のことをかばってくれた年下の弥彦にはそこそこ優しい印象のキャラでした。

そこで左之助が一喝します。

  • バカ女が、剣心も弥彦もてめーのために体張って助けに来たってのに、てめーは全部台無しにするつもりかよ！

 

この時から左之助と恵の楽しい喧嘩が始まるんですよね（笑）！

→恵の記事はこちら

そのあと、警察がやってきたので、命を粗末にするようなマネはやめた恵ですが、あへんを作った罪を償うために出頭するようですね。

で、恵は警察に出頭するべく、ホールに出てきたが、観柳は既に捕まってしまいます。

そこで、観柳は恵を道連れに捕縛させようとするのですが、…

剣心のフォローで、なんとか恵は捕縛されることを免れました。

その時に往生際悪くごちゃごちゃ言ってくるのが観柳でした。

  • 貴様（観柳）は黙ってろ！

この時の剣心の一喝がかっこいいのですが、これは私だけでしょうか（笑）？

自分が命を落とすことで、償うのも一つの方法だが、逆に生きて他の命を救うのも償いの道だということで、剣心達と一緒に帰ることになります。

蒼紫のその後

一方蒼紫は警察に捕まるはずもなく、観柳邸からいなくなっており、御庭番衆の遺体も首がなくなっておりました。

恵曰く蒼紫は観柳の隠し通路から出て行っていたらしく、それを使って出て行ったところ、壁の上に立って剣心達の方をにらんでおりました。

やはり蒼紫の中で整理が付かないことがあったんでしょうね。

 

そんな蒼紫に左之助が

  • おめーのせいじゃねえよ。御庭番衆はおめーを生かすためにしんだ。けど決してうらんだりしいちゃいねーよ。

というのですが、剣心はさらに

  • どうしても自分を許せぬのなら拙者ともう一度戦え

といいます。

このおかげで蒼紫は剣心を付け狙うことになるのです。

ここから蒼紫は恐ろしい存在になりますね。

実写映画にもここの名残が残っていると思いました。

→映画の蒼紫の記事はこちら

 

その後に神谷道場に戻って、薫が朝食を作っていたようですが、相変わらずおいしくないようです（笑）。

 

恵は玄斎先生の所に引き取られていくようです。

玄斎の孫のあやめとすずめは出ないようですね。

→あやめたちの記事はこちら

 

微妙に原作と違うところ

今回の新アニメの13話目の違うところは、原作と比べてシーンやセリフが改編されたり増えているところですね。

具体的には、

  • 式尉が剣心とすれ違うときにぼそっと言ったセリフが剣心に聞こえていない。（原作では聞こえている様子）。そしてエンディング直後に、ぼそっと言った式尉のセリフについて剣心から言及があり、四人と話したかったと述べている。。
  • 観柳がガトリング砲を撃つときに「ガトガトガトガト」と連呼して居るシーンが北海道編から逆輸入されており、原作より調子に乗っている。さらに警察に押収されるときもガトリング砲への愛着を見せている。
  • 御庭番衆四人と蒼紫がふれあっている回想シーンがある。
  • 薫を恵がからかった後、微妙に恵と左之助の会話が増えていて、「剣さんくらいになったらあなた（左之助）も相手してあげると」と、この二人の恋愛を示唆することを恵が発言している。

でした。

全体的に現代に合うようにアレンジしてるようですね。

特にガトガトガトガトと連呼しているのは明らかに北海道編やその前の宝塚から逆輸入しております。

よって制作者はこれらを意識していると思われますね。

個人的に観柳のアホづらは再現されているのが良かったと思います。

 

 

るろうに剣心の第13話の原作漫画との対応話数

今回の話は、原作漫画第二十八幕～三十幕に対応しております。

タイトルで言うと「死闘の果て」「二つの結末―恵―」「二つの結末―蒼紫―」です。

今回の話も原作の単行本でいうと、ちょうど蒼紫の戦いの場面の四巻途中からなぞった展開ですね。

るろうに剣心第12話のまとめと次回の予想

次回は14話ですが、今回はエンディングで蒼紫が山奥に行くシーンがありました。

タイトルは「弥彦の戦い」。

おそらく弥彦が最初に男の戦いをする話になると思います。

お楽しみに。

→るろうに剣心の記事一覧はこちら

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