るろうに剣心の永倉新八の強さはいかに?斎藤よりは強いが剣心よりは下?

この記事では、主にるろうに剣心の永倉新八の強さについて紹介します。

永倉新八と言えば、北海道編で出てきた新撰組の男です。

猛者扱いされますが、「いきなり出てきて誰だこのおっさんは?」と思いました。

そこで今回は、るろうに剣心の永倉新八について紹介したいと思います。

ネタバレ注意にはなりますが、ぜひ参考にして下さい。

るろうに剣心の永倉新八の強さは誰より強くて、誰より弱い?

まず、「るろうに剣心 北海道編」で出てきた永倉新八は、もと新撰組二番隊組長ですが、その強さを紹介します。

素の実力ですが、私は永倉は剣心よりは下ですが、斎藤より上だと思います。

※一説では斎藤や沖田をしのぐ新撰組最強の剣客とされておりますね。

また宗次郎自身も本気を出していないですが、素の実力自体は宗次郎よりも上である可能性が高いです。

ただし、後述しますが、彼は結構な高齢により体力的には優れていないような描写があり、得意技を披露した後に、体力的に少しばてております。

だから実際に本気で戦えば、体力的に勝る斎藤や宗次郎には負ける可能性がありますね。

それでは以下で、このように述べた理由も含めて永倉の人物像を紹介します。

るろうに剣心、永倉新八とはどんな人物か?

るろうに剣心北海道編に出てくる永倉新八は、元新選組二番隊組長であり、斎藤や沖田に次ぐ新撰組最強の剣士の一人です。

その剣術は剣心から高く評価され、「幕末で決着をつけられなかった相手」として知られております。

永倉新八の来歴

永倉は上野戦争の折に新選組を脱退し、維新後は杉村義衛と改名しておりました。

で、永倉新八は樺戸集治監で剣術師範を務めており、剣客兵器の樺戸襲撃前夜に、安慈と移送という体で共に函館に向かい、その道中で瀬田宗次郎と一戦を交えました。

このとき、宗次郎は久々に戦いをしており、お互いに少し真剣になりかけたときに、安慈の仲裁によって仲裁されます。

そこで宗次郎を仲間に加えた後、彼は剣客兵器に対抗する猛者として剣心や斎藤たちと合流しました。

このときの剣心は、かなり驚いた表情をしておりましたね。

その後、剣客兵器と対抗するための貴重な戦力の一人として、活躍します。

永倉新八の人物像は?

永倉新八は、非常に穏やかで人当たりが良く、あの温厚な剣心にすらウザがられるほど距離感が近く人なつっこい人物です。

皮肉交じりで冷静で意地悪な斎藤とは対照的だね。

過去の生い立ちの関係で、少しとがったところのある左之助や弥彦らとも違い、年上のおじさんキャラで、これはこの作品では結構珍しいキャラだと思います。

永倉は剣心や斎藤との再会時に、「池田屋で死闘を繰り広げた3人」と言ったが、実際には剣心と斎藤は参戦しておらず、それを両名から指摘されたものの、適当に受け流し、両名から「相変わらず大味な人」と思われていた。

要するに、結構テキトーな人物と認識しておけばいいですよ(笑)。

しかし、斎藤からは敬語で呼ばれており、剣心や斎藤たちと対等な関係で両名に気軽に話や軽い態度が出来る、数少ない人物でもありますね。

また年長者としての振る舞いもでき、栄次が宗次郎相手にキレて凶行に及ぼうとしかけたときは、言葉で諭すようにやめさせました。

それとテキトーそうに見えて、洞察力も非常に優れており、剣客兵器に役人の動向を流していた人物(もと新撰組の内通者)のことを見抜いており、それを指摘します。

しかし、その内通者を捕縛することもせず、前を向いて生きるように諭し、器量の大きさを見せます。

なかなか男前でかっこいい人物だと思いました。

また剣客兵器の一人、凍座と対峙して謙信が戦っているときには、剣心を温存するために、明治政府が掲げる「富国強兵」とは相反しない目的で、凍座を含めた猛者を選りすぐって、劍客兵器を軍の一機関として育成する提案をしました。

結局、政府の富国強兵では地獄のような苦しみがない分、本当の猛者は育たないという理由で拒否されましたが、凍座と交渉できる度胸もある人物というのが読み取れますね。

るろうに剣心、永倉新八の強さを現すものを紹介!

永倉新八は、新撰組二番隊組長で最強と言われておりましたが、無闇やたらに戦うことはありませんが、幕末の頃の剣心と同等の強さを持ち、戦闘能力が高いとされております。

永倉の基本の流派は神道無念流だが、新撰組の局長や隊長が修めた天然理心流を学び、現在では我流と呼べる剣筋を持っております。

そして日本刀と脇差しの両方を所持し、状況に応じて二刀流を使うことがありますね。

彼は宗次郎との手合わせで驚異的なスピードと剣術の技術を見せ、実際は宗次郎の速さを前に無傷で済み、幕末の頃の剣心とも対等に戦えたとされております。

実際、漫画上での彼の扱いは、剣心や宗次郎と並ぶ猛者の一人として描かれておりました。

その身体能力、得意な剣術のスタイル(技)とは?

永倉新八の得意な剣術のスタイルは、「受・崩・ころす(うける・くずす・ころす)」というスタイルがキーワードです。

それぞれ『降り龍尾』、『昇り龍尾』、『斬り龍尾』という呼び名がついております。

それを連続でやるのが「龍尾三匹」。

まず、相手の攻撃を下段で受けつつ、刀越しに相手の重心を捉えて動きを封じ込めます。

次に、そのまま刀を摺り上げて相手の体勢を崩します。
最後に、上段から強烈な唐竹割を繰り出します。

つまり、剣を使う相手なら、これで最初の剣戟を受けさえすれば、この技につなげることになります。

そう考えたら、永倉が新撰組最強の剣士であると言われたのも納得できますね。

 

この3つの「龍尾」の動作を連続で繰り出す技「龍尾三匹」が永倉の得意技であるが、北海道編時には体力が落ちているため、一度使用するだけで息が上がるほど消耗してしまいました。

だから前述しましたが、永倉の実際の戦闘力は持久力が無いので、技自体のポテンシャルは斎藤や宗次郎を倒せるかもしれませんが、実際には体力的な面があり彼らに負ける可能性がありますね。

最初に強さ的には、剣心よりは下だと思いますと述べましたが、剣心は技が多彩で九頭龍閃で防御できない技を繰り出すことも出来るし、飛龍閃で飛び道具もあります。

一方で新撰組は一つの技を徹底的に鍛えるのが得意としているので、龍尾三匹以外の技がそこまで強力とは思えません。

よって永倉に剣心の剣技を全て攻略するのは難しいと思われるので、剣心よりは下だと述べたのです。

永倉新八が実際に戦った相手は?

永倉が戦ったのは劍客兵器の一人、雹部双でした。

最初は斎藤と永倉が二人で戦って苦戦していたところ、御陵衛士である阿部十郎が銃を持って割って入ったのです。

そこで永倉が真剣になって、一人で雹部双に立ち向かいました。

前述した剣技、「龍尾三匹」を披露して、圧倒的な戦闘力で雹部双をまっ二つにしたのです。

 

永倉が初めて見せた真剣な顔にしびれちゃった(笑)

その後、実は双子だったことが判明した雹部双は、見境なくその場にいた警察達含め全員に襲いかかりますが、そこで阿部が再戦し、隠し銃も披露して見事にその場を収めます。

ちなみに雹部双と阿部のこの戦い、剣での戦いが多く、これまで銃などほとんど役立たずだった「るろうに剣心」の作中で銃が有効にダメージ源として働いた珍しい例です。

人誅編での乙和瓢湖との戦いとか、鯨波が暴走しているときとか、警察の銃とかほとんど無駄でしたからね。

この戦いは新撰組や阿部の心の強さを見せつけてくれた、いい戦いだったと思います。

るろうに剣心、永倉新八の強さ、人物像などのまとめ

この記事では、「るろうに剣心」の永倉の強さを中心に人物像や技を紹介しましたので、最後にまとめます。

  • 素の実力は、永倉は剣心よりは下ですが、斎藤より上の可能性が高い。
  • もと新撰組二番隊組長で、人なつっこくて陽気で、テキトーなおじさんだが、年長じゃとしての振る舞いを見せることもある。
  • 洞察力や分析力も優れ、また強敵相手にもひるまず合理的な交渉もできる度胸も見せる。さらに内通者に対して温情のある対応が出来る懐の大きさもある。
  • 『降り龍尾』、『昇り龍尾』、『斬り龍尾』という呼び名の三連動作、龍尾三匹を得意とする。
  • 実際に雹部双を圧倒してまっ二つにした。

このようなところです。

永倉は今までのるろうに剣心になかった、気のいいおじさんポジションキャラで、私個人的には非常に好感が持てます。

今後の活躍が見られ次第、また追記しますね。

→同じ新撰組の斎藤一の強さの記事はこちら

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