るろうに剣心の星霜編は本当にひどい?考えるべき二件の問題とは?

この記事では、「るろうに剣心」の星霜編がひどいかどうか検証します。

「るろうに剣心」の星霜編は、OVA作品で実際にテレビでは放送されておりません。

どんな作品なんだろう?

と思ったので、実際に見ました。

そこで、星霜編はオススメできる作品か、ひどい作品かを書きますので、ぜひご参考になさって下さい。

この記事は、るろうに剣心の星霜編を見たことがない人、見たけど納得できない人に役立ちます。

「るろうに剣心」の星霜編はひどいのか?どんな内容?

まず結論としては、「るろうに剣心」の星霜編がひどいかと言われると、私はパラレルワールドとして有りだと思います。

つまり、ひどいと言うことはありません。

薫の視点から、「るろうに剣心」の最初から最後(+αでその後の部分有り)までを、かいつまんだ作品という感じですね。

これだけ書いたら、「面白そう!」と思われるかもしれません。

通常、主人公視点の物語が、違う人物からの視点が加わりますからね。

ただしそれだけではなく、検証すべき問題というか、私が気になった点が2点あります。

それを見ていきますね。

るろうに剣心の星霜編の気になる点その1

まず、原作漫画とも放映されたアニメとも、絵のタッチがあまりにも違うことです。

特にアニメは剣心や薫は、本当にかわいらしいタッチの絵で描かれていました。

中でも目が特徴的で、90年代放送のテレビの「るろうに剣心」は、本当にかわいいキャラクターやかっこいいキャラクターが勢揃いで、まさに子どもから大人まで親しめるアニメという感じ。

普段アニメを見ない私の母親まで、「テレビの剣心は全体的にかわいい」といっていたほど。

テレビアニメは90年代アニメと思えないほど、きれいに書かれており、今でも通じるんじゃないでしょうか?

しかし一方で、OVAのこの星霜編(と追憶編も)は目が細かったりし、やつれた感じのイラストでした。

さらにアニメはカラフルなのに対して、剣心をはじめキャラや背景が全て寒色系です。

「え?これ、あのテレビ放送されたるろうに剣心と同じ作品なの?」

と思ったくらいです。

マジで。

この絵柄が受け入れられないなら、少し難しいと思います。

るろうに剣心の星霜編の気になる点その2

さて、もう一点気になることがあります。

星霜編は全体的にシリアス、平たく言えば、暗いことです。

これが受け入れられるかで星霜編は決まりますね。

実際に最後、海岸で雪代縁と戦うシーンもあるのですが、このシーンは漫画では剣心側のメンバーが勢揃いし、弥彦、左之助、蒼紫、斎藤がそれぞれ黒星(ヘイシン)の部下4人と戦っておりました。

さらに縁との戦いも、剣心VS縁を他の仲間が見守る感じで、ワクワクしました。

まさに少年漫画のお約束展開だったよね

でも、星霜編のこのシーンを見ると、他の六人の同士や黒星たちも最初からいなければ、剣心の仲間も誰一人海岸に来ておりません。

そしてお得意の「おろ?」とか、「飛天御剣流、龍槌閃!」が無い!

これが一番違和感がありました(笑)。

あれ?こんな漫画だったっけ?みんなで一緒に戦いに行く胸熱シーンは?!

というのが正直な感想です。

このOVAはやはりシリアス路線らしく技名の詠唱などもないようですね。

そして、最後のシーンはとある事情で大陸に渡った剣心が弱っているのが見られます。

 

このるろうに剣心追憶編と星霜編は、名前が同じで顔が少し似ている別物と考えた方がいいと思います。

結論 結局「るろうに剣心 星霜編」はひどいのか?

私の正直な感想を言うと、子どもの時、初めて視聴したら、

悲しい。すごく違和感がある

と思いました。

しかし、大人になってから、剣心のストーリーの全てを把握してからもう一度読むと、

 

ああ、縁のこの気持ちも分からなく無いかも…

と思いましたし、悲しいパラレルワールドとして一つの作品だと思いました。

シリアスな路線なので、ギャグシーンなどもなく、普段はおちゃらけた弥彦も大人っぽくなり、それも余計にシリアスさに拍車をかけていますね。

余談ですが、この作品で二人だけあまり性格が変わらない人物がおり、それが左之助と恵でした。

「あれ?この二人だけ本編とそんなにノリが変わらないな(笑)」

と安心しました。

星霜編を見て悲しくなっているとき、彼ら2人が心の支えでしたね!

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