るろうに剣心の刃衛の強さと2つの敗因とは?どうやれば勝てた?

この記事では、るろうに剣心の刃衛(じんえ)について解説したいと思います。

刃衛(じんえ)とは、初期の頃の敵で、人斬りであった頃の剣心と戦いたがっておりました。

剣心が戦った最初の強敵でしたよね。

この記事で、彼の作中での活躍や敗因をまとめますので、是非参考になさって下さい。ネタバレ注意でお願いします。

この記事は、るろうに剣心の刃衛(じんえ)に興味がある人に役立ちます。

るろうに剣心の刃衛(じんえ)とは?

この作品における刃衛ですが、本名は鵜堂刃衛(うどうじんえ)

兇刃・兇賊の「黒傘」という俗称で、主に政府の要人たちをターゲットとして、いわゆる「暗さつ者」をやっている人物で、作中に出てくる人斬りの一人です。

刃衛(じんえ)は、るろうに剣心の中でも序盤に出てくるので、そんなに危険な大物扱いはされておりませんが、単なる雇われ人斬りで、彼は何かの正義や思想に基づいて斬っているわけではないのです。

つまり一言で言うと、ころし屋に近く、純粋に人を斬ることだけを楽しんでいるような、作中屈指の危険人物です。

他の志々雄は明治政府への復讐、縁は剣心への復讐という大目的がありましたからね。

またもちろん性格的にも汚く、最初に谷卿を狙って屋敷を襲撃した際も、ドアから来るのではなく、窓から奇襲を仕掛けておりました。

このときは、大勢のチンピラ用心棒も沢山居ましたが、もちろん彼らの命も多く奪いました。

さらに、このときに剣心は仕留め損なったのですが、そのあと、河原で剣心と一緒に話していた薫をさらって、剣心が本気で戦わざるを得ない状況も作りました。

などなど、これらの刃衛(じんえ)の行いを考えると、彼は作中屈指のかなりの外道。

 

プロフィール的には、

  • 幕末の頃は、新撰組隊士だったのですが、彼は純粋に人の命を取ることが趣味みたいなやつでしたから、任務に関係な人をあやめたので、隊を追い出されて失踪しました。
  • 再び京都に出てきたときは、金で要人を始末するはぐれ人斬りのような奴として暗躍していました。
  • 明治になり、修羅道に浸かったまま、作中で陸軍省の要人である谷三十郎(以後、谷卿)の始末のために現れる…そのときに鉢合わせた剣心に執着して後に彼と決闘する。

という状況ですね。

 

以下で刃衛(じんえ)の人物像を紹介していきます。

 

るろうに剣心の刃衛(じんえ)の他にない強さと剣心との戦い

刃衛(じんえ)は、剣心が作中で戦った最初の強敵という感じで、薫を人質に取られたことで怒り狂った剣心も楽勝したわけではなく、技を出して倒しました。

また剣心の次に強力な左之助も谷卿の護衛に当たりましたが、腕を切られていました。

刃衛(じんえ)も、左之助のことは他のチンピラ傭兵よりは評価しておりましたが、彼では刃衛(じんえ)は倒せなかったかも知れません。

そんな刃衛(じんえ)の強さとは何でしょうか?

それは、何より心の一方という秘技。

まず、刃衛(じんえ)が使う流派は、二階堂平法という、歴史上に本当にありましたが、それはともかく、彼は「心の一方」という不思議な魔法のような術を使います。

これが反則と言うべき性能を持っております。

この技は剣心の作中でも非常に珍しく、彼しか使えない唯一無二の技で、高めた剣気を発することで催眠をかけます。

彼がどうしてこんな術を使えるかは明かされません。

が、高めた剣気をたたき込むことで神経を麻痺させ、相手の動きを奪うこの技は、まさに秘技!

谷卿のところにいたチンピラ用心棒は、これにやられて麻痺して動けなくなり、一気にやられてしまいました。

まあチンピラ用心棒では、心の一方がなくてもやられていたでしょうけどね(笑)

この心の一方は、自分にもかけることが出来て、「我、最強なり!」というかけ声で自分に暗示をかけました。

それで一時的にすごくムキムキになったのです。

剣心には適いませんでしたが、この技は筋肉操作ができると言うことで、他作品で言うと幽遊白書の戸愚呂弟のような強さのコントロールが可能という点は評価出来ると思います。

 

るろうに剣心の刃衛(じんえ)の敗因2選とは?どうすれば勝てた?

相手の動きを封じ、自分も強くなれるという、超強力な心の一方。
しかし、最後は刃衛(じんえ)は剣心の双龍閃で簡単にやられました。

ただ、私は刃衛(じんえ)は決して噛ませ犬的なポジションでは無いと思います。

充分に強くなれる可能性があるからです。

ではなぜ負けたのか?

敗因が2つあると思います。

それを以下で説明しますね。

刃衛(じんえ)の1つ目の敗因は?

まず、1つは性格的な甘さ。

なにより剣心を甘く見て、薫をさらうという卑怯な手段を用いて本気を出させたこと。

これが最大の敗因です。

一流の剣客なら相手の強さを察知できるはずだし、剣心がるろうに状態ならともかく、もと新撰組だったら人斬りになったときの強さや名声を知らないはずは無いと思います。

つまり、相手を舐めていたこと(いわゆる舐めプをしたこと)が最大の原因でしょうね。

だから薫をさらうことなどせず、普通にるろうにの時のまま剣心を始末していればよかったのです。

刃衛(じんえ)の2つ目の敗因は?

そして、もう一つの敗因は、体や技の鍛え方が甘いこと。

相手を麻痺させる心の一方ですが、これは刃衛(じんえ)よりも強い気魄を持てば敗れます。

その刃衛(じんえ)の剣気ですが、剣心には無効化されるのはもちろん、そもそもケンカ屋の左之助に破られており、そんなに強いとはいえないと思います。

せいぜい、努力もせずぶくぶく太った谷卿やチンピラ用心棒にしか通じません。

さらに、強くかけて呼吸が出来なくなるくらいだったはずの薫にも、極限状態の中で破られております。

あれ?刃衛(じんえ)の剣気ってそこまで強いわけではない?(汗)

そして極めつけは、心の一方を自分にかけた後、剣心の双龍閃の一撃で腕をやられておりました。

 

あれ?ここでももろさが目立つけど(泣)

その後は剣心の消化試合…。

ここまで見ると、技や体の鍛え方が甘く、ちょっと弱いと言わざるを得ません。

どうすれば刃衛(じんえ)は剣心に勝てたのか?

ただ、心の一方自体はチート級の魔法みたいなものだし、新撰組に所属していたなら、斎藤や永倉のような猛者になれた可能性もあったと思います。

ではどうすれば剣心に勝てたか?

一言で言うと、まじめに修行すれば良かったのです。

逆に言うと、それは、新撰組に所属し続けてまじめに鍛えることをせず、自分の趣味には知って隊を抜けた挙げ句、自分の強さに慢心したから負けたと思います。

作中を見る限り、刃衛(じんえ)は単なる狂人のような奴なので、まじめに鍛えるような描写も特にありませんでしたからね。

先に述べた1つ目の敗因にも通じますが、彼は性格的な心の甘さを改善し修行しないと、モブキャラには勝てても、剣心達のような猛者には決して勝てないと思います。

弱い物いじめばかりしてもつまらないでしょうし、まじめに修行をして剣心を倒せるようになれば、さらに要人の始末の仕事ができるのに。

だから刃衛(じんえ)には、自分の甘さに勝って、まじめに修行をして相手を舐めずに戦ってほしいものです(笑)。

 

るろうに剣心の刃衛(じんえ)のまとめ

最後に刃衛(じんえ)についてまとめます。

  • 政府の要人たちをターゲットとして、いわゆる「暗さつ者」をやっている人物で、作中に出てくる人斬りの一人。
  • 単なる雇われ人斬りで、彼は何かの正義や思想に基づいて斬っているわけではない危険人物。
  • 幕末の頃は、新撰組隊士で、純粋に人の命を取ることが趣味。任務に関係な人をあやめたので、隊を追い出されて失踪。その後、金で要人を始末するはぐれ人斬りとして暗躍。
  • 明治になり、修羅道に浸かったまま、作中で陸軍省の要人である谷三十郎(以後、谷卿)の始末のために現れる…その後、剣心に執着して後に彼と決闘し敗北。
  • 二階堂平法という剣術を使うが、心の一方という秘技で、相手や自分に催眠術をかけられる。
  • 敗因としては、性格的な甘さや、技や体の鍛え方が甘さだと思われる。

このように、非常に残念で情けないキャラとして終わりました。

特に最後の敗因は、彼の内面的なものです。

まじめに修行していれば心の一方も強くなるでしょうし、彼の好きな要人の始末も任せてもらえるのに、非常に残念なキャラになりました。

 

 

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