「るろうに剣心」の剣心の病気2選を解説!北海道編での彼はどうなる?

「るろうに剣心」での剣心の病気の謎を解説したいと思います。

剣心は長い間戦っているものの、本編で体の不調を書かれることはほとんどありませんが、一部では書かれます。

そこで、この記事で紹介したいと思います。

「るろうに剣心」の剣心の病気

剣心が明確に病気になったのは、私は二つあると思います。

結論から言うと、OVA作品の星霜編と、「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」の続編として刊行されている北海道編です。

OVA編では、何かははっきりとはわからないのですが流行病。

北海道編では、明らかに体力の低下による体調不良です。

それぞれの謎を考察していきたいと思います。

 

「るろうに剣心」星霜編での剣心の病気

さて、最初にOVA作品の星霜編での描写です。

この作品は、薫の視点から「るろうに剣心」の前編をダイジェストに描いているシーンと、人誅編の後、薫と結婚して息子ができ、十二年後の世界を描いているシーンの二つに分かれております。

病気になるのは、後半のシーン。

本編の人誅編の後に当たるシーンですが、でも恵から剣心の体のことについては指摘されておりました。

このままでは飛天御剣流は打てなくなると。

しかし、この話はその体調のことではなく、明らかに流行病にかかっており、苦しそうにしております。

剣心がとある事情で大陸(アジア?)に渡ったときに病気をもらっているのです。

  • 「何の病にかかっているの?」

とは思いましたが、何の病とはハッキリと明言されて下りません。

一説には梅毒かとも思われますが、一般には男女の関係によって感染してしまいますよね。

この時代の梅毒は、不治の病で、剣心の最後の方のシーンでは偶然大陸に渡った左之助に再会し、彼の助けなしには日本に帰るどころか、食事もままならない状況でした。

その後、日本に戻って薫と再会した剣心もよぼよぼ状態で、あの強かった剣心の面影はほとんど無かったです。

 

「もうこんなシーン見たくない」と私が思ったような描写もあるので、星霜編は万人にお勧めできる作品ではありませんが…。

→るろうに剣心の最終回についての記事はこちら。

星霜編の剣心の病気の感染経路

剣心の梅毒だとして、剣心が男女の関わりを持つでしょうか?

そもそも、このときには妻である薫が居ます。

そして志々雄や張に指摘されているように、剣心はクソまじめな性格なので、薫を裏切るようなことをするのは少し考えにくいです。

なぜ感染したのでしょうか?

これは私の予想になりますが、けが人の治療によって、その傷口に触れて相手の体内の液体に触れて感染したのでは無いでしょうか。

剣心は弱き者を守る性格なので、このことは充分に考えられます。

星霜編で剣心が亡くなった年齢

実は剣心が命を失う年齢は、原作とアニメで大きく異なります。

「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」の原作では剣心は34歳で物語が終了します。

一方、OVAアニメの星霜編では、剣心は梅毒にかかり、歩行すらままならない状態に陥ってしまいました。

繰り返すけど、顔もよぼよぼでやせこけたようになり、見ていられなかったなぁ。

 

 

しかし、剣心は繰り返し大陸で懺悔の旅を続け、身体が動けなくなるまで自らを苦しめ続けました。

旅の間に、剣心の身体は病気によって徐々に衰えていきましたが、偶然出会った左之助の助けを得て、薫が待つ場所まで戻ることができました。

 

その時の薫がけなげというか…、「剣心と同じ病気にかかって気持ちを共有したい」というものでした。

つまりわざと剣心と関係を持って、自分も感染するというもの。

これに関しては賛否両論だと思うのですが、私はちょっと軽率だと思います。

私個人的には、薫が剣心を愛していたなら、むしろ弱っていく剣心を自分が守っていくくらいの覚悟を見せて欲しかったですね。

 

で、最終的に剣心も薫もは梅毒による心不全で命を落としたとされております。

その時の剣心の年齢は41と言われていますね。ちなみに妻の薫は12歳年下なので、29です。

そう考えると、本当に若くで逝ったと思います。

このOVAの星霜編は、万人にはお勧めできません。

個人的にも以下で紹介する北海道編が「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」の正史だと思いたいです。

しかし、剣心は心に傷を負っており、贖罪をしないと行けないと考えていると思います。

よって、「こういった未来もあり得た」という意味で、原作のマニアなら一度は見ておきたいところですね。

 

「るろうに剣心 北海道編」での剣心の病気

さて、うってかわって、北海道編ではいつもの剣心が帰ってきます。

この作品は、月刊誌ですが、2017年にスタートしました。

星霜編に悲しみを覚えてしまった私には待望の、剣心達の5年後を描いた続編です。

 

 

で、剣心はいつ病気にかかるのか?

結論を言うと、最初からです。

北海道編の剣心は病気というよりは、加齢と体の酷使により、開始当初から体にガタが来ているといった状態でしたね。

これは人誅編の最後に、飛天御剣流は体の細い剣心では使いこなせないし、使い続けると体がダメになると恵から指摘されておりました。

その不調が最初に見られたのは、剣心と、劍客兵器の一人、凍座白也(いてくらびゃくや)の戦い。

具体的には、九頭龍閃を三連発で放った時。

つまり二七頭龍閃をやったときに明確によろめきました。

志々雄と戦った時も、相手にやられてよろめくことはあれど、技の反動でよろめくことはなかったです。

なので、これは明確に剣心が5年前と比べて衰えていると言って良いと思います。

そこで戦いは終わりましたが、剣心の息切れ「はぁはぁ」が明らかに多くなっておりこれ以上の戦いは不可能でしたね。

これが北海道編の20話。

その後、家で寝て休むことで体力を取り戻しました。

次に剣心の体に異変が訪れたのは、35話。

20話~35話はかつて確執があった武田観柳の件で一波乱有り、各地を走り回ることはありましたが、大きな戦いは観柳や左之助が担当していたので、戦っておりません。

そして普通に動く分には、何も問題無さそうでした。

しかし35話時点で、剣心が薫の家に戻ったとき、明らかに顔に黒い影が描かれるほど苦しそうにしておりました。

もう剣心が激しい戦いをするのは無理なのかなぁ

北海道編で剣心はどういう活躍をするのか考察

ここで、北海道編で剣心の活躍を予想します。
おそらく剣心は当初の物語の設定上、途中で戦いからは離脱すると思います。

私の予想ですが、途中までは剣心が凍座のような劍客兵器の幹部クラスと戦いますが、体にガタが来た後は、明日郎に託すのではないかと思います。

出ているキャラが多いのはいいのですが、戦っているキャラが一部だし、交代が起こらないと明日郎が目立たなさすぎるし、剣心の年齢も34です。

30代の主人公が一までも少年誌の主役としてずっと戦うより、世代交代するのが自然ではないかと思います。

新しく出てきた旭と阿爛の活躍もまだイマイチ見られていないし、彼らの活躍も見てみたいですね。

るろうに剣心の剣心の病気まとめ

剣心の病気について最後にまとめます。

  • 星霜編では梅毒のようなものに感染して、薫もわざとそれをもらう。おそらくけが人の治療でもらったと思われる。
  • 北海道編では病気こそかかっていないが、前作での飛天御剣流の使いすぎで、体にガタが来ており戦いに支障が出ている。
  • 途中で戦いから引退して明日郎や旭など若いキャラに譲る可能性があると思われる。

以上、考察しました。
北海道編では剣心の病気というか体調も気になるところなので、それも含めて追っていきたいですね。

→北海道編の記事はこちら

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