るろうに剣心の宗次郎のその後を紹介!彼にまつわる謎2選とその答えも考察!

るろうに剣心の宗次郎のその後を、この記事で紹介したいと思います。

宗次郎と言えば、本名を瀬田宗次郎といいますが、彼は「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」で剣心にやられました。

作中では男性陣では屈指の美少年でかなりの人気を誇るキャラクターです、

そんな宗次郎の彼にまつわる謎二つも考察していきますね。

ネタバレ注意でお願いします。

 

「るろうに剣心」宗次郎のその後

結論から述べると、るろうに剣心の宗次郎のその後ですが、剣心に敗北し、志々雄が亡くなったことで自分だけの答えを探す旅に出た北へ向かっているのです。

そして、今現在は「るろうに剣心 北海道編」に続いております。

こうなった経緯ですが、彼は幼少期に、養子として送られた米問屋の連中から凄絶な扱いを受けており、志々雄と出会ったことで「弱肉強食」がこの世の摂理だとたたき込まれました。

またこのときに、喜怒哀楽の楽以外の感情を欠落させてもいたのです。

しかし、何の疑いもなく「弱肉強食」を信じていた彼は、剣心と戦い、心を揺さぶられた上で倒されたことで、その考えを否定され、「自分自身で答えを見つけるでござる」と言われるのです。

その結果、志々雄と別れ、放浪の旅に出たというわけですね。

宗次郎も志々雄一派として暗躍していた大罪人ですが、彼の性格上、罪悪感を感じて警察に捕まるようなキャラではないし、それが一番似合っていると思います。

そもそも彼の得意技、目にもとまらぬ速さの縮地を使われたら捕まらないと思いますからね。

 

 

るろうに剣心の宗次郎の北海道編でのネタバレ

「るろうに剣心 北海道編」では、簡潔に言うと、宗次郎は道中各地の甘味を味わいながら、剣心と志々雄の出した答えを考えながら、自分の答えを探すのですが見つからず、剣心達と合流したのです。

※このストーリーの流れは実は前作の段階からあったようですね。

北海道編で暗躍する劍客兵器を倒すための猛者として斎藤が招集したのですが、最初は永倉が接触し、スカウトしに行きます。

その時に、永倉が宗次郎と少しだけ戦うことになり、かつて剣心を苦しめた天剣を永倉に披露するのですが、永倉も一筋縄で倒せる相手ではないため、少し驚く宗次郎の顔が印象的でした。

その後、「剣心の側で一緒に戦えば答えを出せるかもしれない」と、割とあっさり剣心の仲間に加わってくれました。

…という流れです。

まだ現時点では、彼の大きな戦いはありませんが今後活躍があれば追記していきますね。

 

るろうに剣心 宗次郎の北海道編での謎2選

るろうに剣心の北海道編での謎が個人的に二つあります。

それらを考察していきますね。

北海道編での謎1

まず、北海道編での謎として一つ目。

宗次郎はどんな結末を迎えるのか。

言い換えると、彼自身が見つけられていない答えは何なのか。

これは、宗次郎最大の謎というか彼自身の課題なのですが、彼自身の答えを見つけること。

それは、前作「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」での彼が一番迷ったことでもあります。

この作品に出てきている主要な人物は、各自テーマというかスローガンを持っており、たとえば剣心は「ころさず」、斎藤は「悪即斬」。

そして志々雄は「弱肉強食」です。
志々雄の「弱肉強食」はもちろん、剣心と真逆の悪の信念ですが、彼は弱い物を糧にして自分が強くなっていくという一貫したスローガンを持っておりました。

剣心と志々雄の対決は、そんな信念をぶつけ合う、いわば個人間の戦争でした。

そんな中、弱かった宗次郎が志々雄と出会い、彼に鍛えられたことで、思考停止で「弱肉強食」を信じておりました。

しかし、「弱肉強食」は宗次郎自身の信念ではなく、疑問を持ちながら生きてきたことを剣心に見抜かれ、倒されたときに、「お主自身の答えを見つけ出せ」と言われるのです。

その答えが、私個人的には北海道編で出すのではないかと思っております。

それは何か?

これは宗次郎自身が飄々としてつかみ所の無いキャラなので、現時点でははっきりと断定できませんが、私は「自由剣士」的な答えをつかむのではないかと思います。

ここでいう「自由剣士」とは、自分の剣(強さ)で自分の身を守りながら、好きなことをしながら自由に生きていくという意味。

 

剣心は「相手の命を奪うことなく、目に映る弱い物を守る」という立場ですが、志々雄のもとに居たときは、「弱い者を救うなんて間違いなんだ」この考えに突っかかっておりました。

突っかかっていると言うことは、反発しながらも何か感じるところがあったからだと思います。

宗次郎は「弱肉強食」に表面上共鳴していましたが、もともと彼自身は争いを好むキャラではないので、実は「弱肉強食」にも心の片隅で疑問を持っていました。

  • 「弱いコトってそんなにいけないことなの?」
  • 「誰もころしたくなんかなかった」

と回想シーンで発言しておりましたからね。

しかし、京都編で剣心と戦い心に揺さぶりをかけられ、さらに北海道編で剣心たちと一緒に戦うと答えを見いだせるのではないかという理由で仲間に加わりました。

なので、何かしら剣心の思想に共鳴しているのは確かです。

ただ幼少期に、自身の命を救ってくれたのは志々雄であるのは事実で、「生きていくためには、ある程度の強さは必要で弱いだけではダメだ」とも感じていると思います。

よって最終的に宗次郎は、

  • 剣心ほど積極的に弱者を救おうとはしないが、剣を捨てることなく、自身に降りかかる危険を払いながら好きなことをやって自由に生きていく。

そんな答えを見いだすのではないかと思います。

斎藤のように積極的に悪を倒そうとせず、志々雄みたいにいたずらに弱者の命を奪うこともしないでしょう。

メンバーの中では思想的に剣心に近いでしょうが、かといって剣心のように積極的に弱者を救う事も無いと思います。

自分のみに危険が降りかかるときだけ剣を振り、飄々と好きなことをして、平和的に生きていくのが宗次郎の答えになると思いますね。

北海道編での謎2

さて次に謎の二つ目。

北海道編で栄次と再会した宗次郎が、過去に志々雄と共に蹂躙した新月村の件での栄次との確執がどう解決されるかです。

実際、北海道編で宗次郎が栄次と出会ったときに、栄次からすごい憎悪を向けられました。

栄次の怒りはその場は、永倉や安慈などの他のメンバーの力で抑えられました。

が、その後、凍座白夜と剣心が戦っているのを見ていた宗次郎達の前にも栄次が現れ、最も憎い宗次郎に銃を向けます。

宗次郎(十本刀)と栄次の確執は、最後には解決される必要はありそうですね…。

 

わざわざ栄次と十本刀の確執を描いた上で、最後にうやむやにされて終わることは考えにくいし、これについても何かしら答えが出ると思います。

十本刀の中でも宗次郎と安慈は、斎藤の発言にも「本命の猛者」と言及されていて、準メインキャラのように扱われております。

だから宗次郎と安慈が大きな戦いもなく物語が終わることは考えにくく、戦いの中で栄次との確執にも何かしらの答えが出るでしょう。

また仏道に生きた安慈が、宗次郎に教え諭すことも考えられます。

おそらく宗次郎が戦いの中で、また心を揺さぶられ心境に変化が起こり、今度は自分たち志々雄一派が行った罪の深さや、人の命の重みを自覚し、最終的には栄次に謝罪するのではないでしょうか。

京都編までは、宗次郎は感情を押しころし、弱者をいたぶることも何とも思っていなかった節があります。

しかし、宗次郎は徐々に楽以外の感情も取り戻し、志々雄一派が行ったことがどれほど悲しいことか、分かってくると思いますね。

 

るろうに剣心の宗次郎まとめ

この記事で,宗次郎のその後を中心に、彼のまつわる謎を二つ考察しました。

まとめます。

  • 宗次郎のその後は、剣心に破れて志々雄も亡くなったあと、京都から北に旅をしており、剣心に言われた自分の答えを探していた。
  • しかし答えが見つからず、劍客兵器に対抗する戦力の本命として北海道で斎藤に招集されて、剣心達の仲間に。
  • 剣心と一緒に戦えば答えが見つかる可能性があるからと、今もなお自分の答えを探しており、最終的には戦いを通じて心を揺さぶられ、「自由の剣士」的な答えに行き着くと考える。
  • 栄次との確執も、戦いの中で失っていた感情を取り戻し、自身の行いの罪深さを理解し、栄次に心からの謝罪をすることで解決すると考える。

以上、考察しました。
過去作キャラが出てきて盛り上がっている北海道編を楽しんで欲しいと思います。

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