るろうに剣心の外印の素顔は爺さんではない?!その強さと共に徹底考察。

この記事ではるろうに剣心の外印について、特にその素顔や強さを紹介したいと思います。

 

外印と言えば、るろうに剣心に出てくる敵キャラクターです。

作者曰く、六人の同志の中では実は結構人気のあったキャラのようです。

ドクロのマスクを付けていますが、どんな素顔をしているのでしょうか?

実はいくつかのパターンがあるので、それを一挙に紹介しますね。

この記事は、るろうに剣心の人誅編や、雪代縁の六人の同志に興味がある人に役立ちます。

るろうに剣心の外印の素顔はどんな顔?意外と知られていない別の顔とは?

では最初にるろうに剣心のげいんの素顔を紹介しますが、実は2パターン有ります。

まず、「るろうに剣心 明治剣客浪漫」(以下、本編)の人誅編で蒼紫と戦ったときに出てきたこの顔。

実はかなりのお爺さんだったんですね。これは結構有名だと思います。

しかし、もう一つ顔があってこちらは知られていないと思います。

実はるろうに剣心はキネマ版というのがあって、こちらは実は外印は超美形の男性でした。

ただし、役柄は結構間抜けな面が目立つ三枚目ですけどね(笑)。

るろうに剣心の外印はどんな人物?本編とキネマ版の両方を紹介。

では、ここからるろうに剣心の外印の人物像について紹介します。

るろうに剣心本編の外印とは?

彼は57歳で身長164cm、体重52kgであり、機巧芸術家という傀儡師です。

彼の能力ですが、自身が作った人形、夷腕坊を使って戦ってくるほか、遺体を加工して作った人形を鋼の糸で操り、戦います。

実は京都編で十本刀の一員、夷腕坊(の中に入って操っていた役)として暗躍しており、葵屋の御庭番集を襲いました。

鎌足と蝙也が敗れた後、夷腕坊の人形ごと逃走しましたが、六人の同志の一人、外印として雪代縁の復讐劇に参加しました。

 

彼自身の戦闘力も相当優れており、一本で200kgの重量を持ち上げることができ、10万分の1mm単位の精密制御能力を持っています。

つまり、外印は人形無しでも糸だけで戦うことができるのです。

 

性格的には、ユーモアを交えた捉えどころのない態度を取りますが、根は冷徹で、六人の同志の復讐劇の理念に賛同したわけではありません。

どちらかというと、外印自身の人形に関する美学のため、機能美や造形美を追求した人形を作るべく戦いの場に身を置いているような人物です。

実際に神谷道場に六人の同志と共に強襲してきた際は、剣心を苦しめた参號機夷腕坊・猛襲型で苦しめました。

最強の剣「逆刃刀・真打」を持っていた剣心だから奥義も使うことで参號機夷腕坊・猛襲型を破壊して何とか勝ちましたが、もし相手していたのが左之助や弥彦では危なかったと思いますね。

その後、神谷薫の屍人形で剣心を激しく絶望させ、薫が亡くなったように見せかけました。

人誅が一応完成して、その後、外印は縁から刺客をけしかけられ、容易に返り討ちにあわせました。

こうして縁と袂を分かった後、薫の屍人形を回収しようとしたが、蒼紫に待ち伏せをされ、戦闘になり、鋼線を使った技を出しますが、かわされます。

 

その後、薫の屍人形は蒼紫達に燃やされたことを知り、激昂した結果、鋼線に火を点けますが、蒼紫により外印は自らも火の海に落とされ、燃やされました。

実は六人の同志の中で、亡くなった描写があるのは実は外印だけです。

外印は確かに身勝手でゲスではありますが、彼が一番無関係な人に危害を加えていないのに消されたのは少しかわいそうですね。

それに引き替え、番神や乙和瓢湖、鯨波の方が作戦とは言え剣心に関係のあった人物を容赦なく狙っている点で、よほど危険人物だと思います。

■キネマ版の外印

さて、次にキネマ版の外印ですが、何と外印は御庭番衆の一人です。

先ほど紹介したように原作ではじいさんでした。
しかし、「仮面の下がブサイクやジジイではダメだ」とのことでキネマ版と実写版では若い美形の男性になっております!

これは大胆な変更でした。

キネマ版ではちょうど、原作の東京編に居た観柳邸にいる御庭番衆的な役柄であり、現在は自分の力試すべく裏社会を渡り歩く「しの芸術家(あるてぃすと)」として活動している悪役です。

武器は「縛殺細鋼糸(ばくさつさいこうし)」と呼ばれる先端に髄を備えた鋼線。

役割的にはなんと戌亥番神と共に武田観柳に雇われておりました。

相手も剣心ではなく、神谷道場にて斎藤一と戦ったのですが…。

最初こそ糸を使って拘束し、有利に戦いましたが、力尽くで突破され敗北してしまいました。

斎藤に「余裕がなかった」と指摘して強がるが、自分を倒したのが右手の片手平刺突だった事実に察知(=手加減されていた)、これによって最後の矜持も砕かれ、悲痛な叫びを上げた後に捕縛された。

原作の外印と比べても何かギャグキャラとしての側面が強かったよねえ

また本編と違って、夷腕坊を使って襲ってくると言う設定も削除されているので、小物感が増しておりますね。

 

るろうに剣心の外印の強さは?

ではここで、外印の強さについて紹介したいと思います。

この切れ味のある糸を斬鋼線といいますが、この戦いも蒼紫が相手していたから避けられましたが、防御をおろそかにする左之助や、剣心ほどの素早さのない弥彦ではずたずたにされたと思います。

外印は「るろうに剣心 明治剣客浪漫」の本編の中では、雪代縁の六人の同志の中の一人ですが、六人の中ではかなりの強敵でしょう。

そもそも弥彦にやられた耐久力の無い乙和瓢湖、鉄甲ありきの番神、斎藤にあっさりやられてしまった八つ目はそもそも強く見えませんが、客観的に見ても外印は強いと思いますね。

まず、夷腕坊参號機・猛襲型を使って剣心をかなり苦戦しております。

正直剣心でなければ、その夷腕坊の肉厚で腕をちぎることすら困難だと思います。

六人の同志の中では雪代縁の次に強力な戦士だったと思いますね。

→雪代縁の六人の同士の記事はこちら

【考察】るろうに剣心の外印は剣心達の仲間になれたか?

では、ここで、外印は剣心達に私怨がなかったので、雪代縁ではなく剣心達の仲間になり得たか考察したいと思います。

シンプルに結論から言うと、外印が剣心達の仲間になることは無理だと思います。

剣心に私怨はなく、同じ戦いに身を置くのなら剣心達の仲間にもなりえたかもしれないのに、なぜ無理なのか?

何より外印は芸術家(あるてぃすと)を自称しており、自分の人形の作成、運用、保護に異常な執着を持っております。

よって、剣心達の側に居ても自分から無駄な戦いをすることがないので、機能美を追求した夷腕坊タイプの人形を動かすことはできません。

よって、外印自身の楽しみと人形の活躍の場として、志々雄や雪代縁の仲間になることを望んだと思われるので、剣心達の仲間になることはないと思いますね。

造形美を追求し、剣心をも騙して動揺させた女性型の薫の人形も、剣心達の側に居たら特に使い道はありませんし。

したがって、残念ながら私怨がなくても剣心達より他の悪者と組む方が外印の目的や容貌を達成しやすいという理由から、剣心の仲間にはならないと思います。

るろうに剣心の外印まとめ

では最後に外印について、素顔と共に強さや活躍をまとめます。

  • 「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」(本編)での人誅編での外印のドクロの仮面の下は実はかなりのお爺さんだった。
  • 「るろうに剣心 キネマ版」での外印の仮面の下はかなりの美青年だった。
  • 本編での外印は、夷腕坊参號機・猛襲型を使って剣心を苦しめ、その後も斬鋼線を用いて蒼紫と戦うも、避けられて敗北こそするが、かなりの強敵感があった。
  • キネマ版の外印は、斎藤と戦ったが、手加減した状態でやられて、さらに人形も持ってこなかったので、本編と比べると小物感が増した。さらに最後に間抜け面も披露した(笑)。

 

ガンダムのシャアのように、仮面の下は美青年というイメージを本編では崩しましたが、キネマ版では逆転させて美青年が出てきました。

ただし、その振る舞いはシャアのようなかっこよさに欠ける物で、どちらのバージョンも残念感のある愛されキャラ、それが外印だと思います(笑)。

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