るろうに剣心の志々雄の最後はどうなった?その異常な強さの秘密とは?

るろうに剣心の志々雄の最後について紹介します。

志々雄と言えば、本名を志々雄真実(ししおまこと)といい、作中でも主人公の剣心さえ畏れるほどの圧倒的な戦闘力を越えるキャラです。

彼は剣心が人斬りをやめた後、人斬りの後継者で、明治政府により火打ちにあった後は、全身包帯まみれになり私兵団を作って悪の限りを尽くす人物。

それがどうして最後、やられてしまったのでしょうか?

原作と実写映画での彼の戦いや最後の違いも紹介しますので、ぜひご参考になって下さいませ。

るろうに剣心の志々雄の最後

さて、志々雄の最後ですが、原作と実写映画の両方に共通しているのは、一言で言うと、人体発火で自滅するのです。

その事情を書いていきますね。

るろうに剣心の志々雄の最後(原作)

原作での志々雄ですが、剣心と左之助、蒼紫、斎藤と個別に激闘し一度は倒します。

そして、蒼紫がやってきたあと、復活した剣心と戦うのです。

この戦いですが、原作お呼び旧アニメでは、剣心は志々雄のアジトである比叡山六連(ろくつらね)のほこらの闘技場で戦いました。

志々雄の戦闘力は本当に強く、剣心の奥義、天翔龍閃を食らった後もなおも立ち上がり、戦おうとするのですが、このときの彼は異常体質。

やけどにより全身に人体では考えられないほどの高熱を宿しており、さらに発汗による体温調節が出来ないため、15分以上継続して戦うと危険な状態でした。

ところが、剣心達も想像以上に善戦したため、15分以内では仕留めきれず、自滅という形になるのです。

これが志々雄真実の最後。

天翔龍閃も耐えきるくらいの志々雄ですから、そのまま戦っていたら、剣心もかなりの苦戦を強いられ、最悪負けていたかもしれません。

るろうに剣心の志々雄の最後(実写)

実は実写映画でも志々雄の最後は同じで、人体発火で終わりました。

原作との最大の違いは、船上で戦っていることと、志々雄は何と四人を同時に相手をしていること。

原作では剣心が倒れて、斎藤が乱入してやられ、左之助も参戦して一撃で倒され、蒼紫が剣心が起き上がる時間稼ぎのために駆けつけるという流れでした。

それが実写版では、剣心、斎藤、左之助、蒼紫という戦いの達人相手に、普通ならボコボコにやられているでしょうが、四人相手に苦戦すること無く、互角以上に戦っている印象でした。

原作と異なり、炎上して沈みかかっている船上で戦います。

そして原作では「壱の秘剣 焔霊」などの技名の詠唱がありましたが、実写映画は全体的に時代劇のチャンバラのような雰囲気の戦いですので、それはありません。

戦場で戦い、四人を同時に相手して、技名の詠唱が無い、これら三点が原作との違いです。

 

るろうに剣心の志々雄の強さの理由の考察

原作でも実写映画でも、志々雄はかなりの戦闘力を有します。

実際、四人と戦っていても簡単にはやられず、天翔龍閃にも一度は耐えました。

→志々雄が強すぎと言われることを紹介した記事はこちら。

では、志々雄はなぜここまでの強さを持っているのでしょうか?

その理由を考察したいと思います。

志々雄は全身やけどの異常体質なので、普通の体質の剣心や斎藤に比べると、普通はハンデキャップを負っているのだから戦いには不利なように思えます。

しかし、なぜそもそも志々雄は強いのか?

それは異常体質だからハンデを負って弱くなるのでは無く、その逆で、異常体質故の強さがあると思います。

同じような例の十本刀の宇水を考えるとわかりやすいです。

彼は視力を失った代わりに異常聴覚を得て、相手の動きさえ手に取るようにつかめる強さを得ました。

その結果、十本刀の中では最強の宗次郎に次ぐ、№2の地位を得ます。

原作で斎藤一は宇水に勝ちましたが、斎藤の動き自体は結構読まれており、足に傷を負わされたのです。

そして宇水は、警察や志々雄の雑兵相手には一切傷つけられること無く、勝利しております。

つまり、十本刀の中でそれなりの地位を得られて、十本刀の中での二強の地位を築けたのは異常体質がプラスの理由で働いたのだと思われます。

宇水はまあまあ実力者と思われてたよね。

志々雄の場合も宇水と同じです。

志々雄のもともとの強さに加えて、発汗の作用を失った他に、他の神経(痛覚)もやられ、痛みもあまり感じなくなったのではないでしょうか。

これが、四人の猛攻にも耐えた(特に原作での剣心の天翔龍閃や左之助の二重の極み)、志々雄の異常な耐久力を得た原因だと思いますね。

それと発汗の体温調節が出来なくなったということは、高温を体内に持っているということで、それが人の脂と交わり、炎の剣を使えるようになったとも解釈できます。

人の脂とは、志々雄自身の脂と志々雄の剣の無限刃にこびりつく彼が斬った人間の脂のことです。

 

あとは明治政府や剣心への異常執念。

「絶対に復讐してやる」という、マイナスだけど強い思いが、彼をココまでの強さにしているのでしょうね。

 

つまり、志々雄は火を放たれ、自分の体内の組織を破壊されたことをハンデと思うのではなく、それを逆手にとって自分の強さに利用したと思います。

志々雄のやっていることは悪いことですが、その自分の弱みを逆手にとって、それを生かして自分の強みにする姿勢は立派なことですね…。

 

それと、由美の体を貫いてまで勝利しようという精神力。

一般的にはこれも勝利のためには手段を選ばない志々雄の気持ちの強さを表していますね。

→由美についての記事はこちら

 

るろうに剣心の志々雄の最後まとめ

るろうに剣心の志々雄の最後を述べましたが、まとめます。

  • 原作でも実写アニメでも、志々雄は人体発火して自滅する形になる。志々雄には発汗の体温調節する機能がなく、15分以上の激しい運動が出来ないため。
  • 実写映画では、技の詠唱が無く、少しの時間、志々雄は剣心と斎藤と左之助と蒼紫の四人を同時に相手をしている。
  • 全身にやけどを負った志々雄はそれをハンディキャップにするのでは無く、それにより痛覚を失い、異常な耐久力を得たと思われる。さらに炎を生かした技を持っている。
  • さらに志々雄は恋人の由美の体を貫いてまで勝とうという勝利のために手段を選ばない精神力も志々雄の強さの1つである。

以上、志々雄について述べましたが、彼は最大のライバルと言える人物ですので、ぜひその活躍を見て下さいませ。

 

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