るろうに剣心の新アニメの9話「御庭番強襲」のネタバレ感想!原作との違い2点とは?

この記事ではるろうに剣心の新アニメ、第9話の「御庭番強襲」についてのネタバレ感想を記したいと思います。

この話は前回、高荷恵が出てきて、さらに中級隠密のひょっとこが道場にやってくる話です。

ネタバレ注意でお願いします。

るろうに剣心の第9話のネタバレ感想

以下紹介しますね。

冒頭

先週からの続きで、ひょっとこが出てくるシーンから始まります。

巨体を生かして、神谷道場の壁をぶっ壊して登場してきました。

ひょっとこは体も癋見(べしみ)と違って大きいし少し強そうですよ

しかもなにやら奥の手がありそうです。

  • わざわざ射程距離に入ってくれうとは。

 

左之助と剣心がひょっとこの大道芸と対峙

しかしひょっとこがいくら癋見より強そうでも、左之助や剣心の敵では無さそうです。

左之助のパンチでひるみます。

ひょっとこは火男と書いてそう読むのですが、読んで字のごとく、火を噴きます。

で、射程圏内に入った左之助を口から吐く火で攻撃します。

この名前は火炎吐息。

火炎袋(タネは後述)と火打ち石の歯が発火の仕組みらしいですね。

→ひょっとこの強さを徹底解剖した記事はこちら。

火炎吐息って、普通に考えて結構すごい技ですよね。

ちなみにひょっとこって、ミュータントが元ネタらしいです。

単行本の作者コメントに記載されてました。

で、この仕掛けのタネを左之助は見抜きますが、お腹の中に油を詰め込み、それを吹き出して燃やしておりますね。

そして、剣心もひょっとこを「そんな大道芸(火吹き)では髪一本もやせない」と挑発。

しかし逆刃刀を旋回させて剣の盾を作ります。

逆刃刀で炎を切ったりと、普通の人の力を越えていてすごいです…。

高荷恵の闇

ひょっとこが強襲して火を噴いて襲ってくる、そんな中、高荷恵は逃げようとします。

それを薫が止めます。

  • 「どこへ行くのよ、剣心はあなたのために戦っているのよ。」

と。

それに対して、

  • 「下級隠密の癋見と違って、中級隠密のひょっとこは剣客の勝てる相手じゃないわ」

と恵は反論。

  • 「いいえ勝つわ。あなたは剣心を知らない」

と。

実は薫が恵に対して、明確に強気でもの申しているのは、この恵がトンズラしようとするシーンくらいだったりします。

あとは全編、恵は薫を口で圧倒しがちでした(笑)

しかし、剣心がひょっとこの火をうまく処理しているシーンを見て驚愕の表情でした。

五升もの油による発火を処理して、上手くかわしたのです。

剣心って身のこなしもすごければ、剣さばきも超一流って感じでしたね。

ひょっとことの決着

恵は剣心の強さに驚くばかりで、もう逃げようとはしません。

そして、さきほど、火炎にやられた左之助もひょっとこを挑発し、彼とのケリを付けようとします。

  • 「間抜けはてめえよ、タネの割れた手品が何度も通じると思ってやがる」

ひょっとこも、先ほど剣心に対して使い切った油を補充して「極大火炎吐息」で対抗。

しかし左之助は下手に避けようとせず火炎にツッコみ、ひょっとこの口から手品のタネを拝むために、お腹の油袋を引っ張り出します。

さらに怒りに狂うひょっとこは、やけどしてしまって拳を仕えないであろう左之助に肉弾戦(パンチ)で勝負を挑みますが、ひょっとこの顔を足で蹴り上げて左之助が勝利します。

 

この戦いを見て恵も改心し、逃げようとはしません。

タネの割れた手品しかなかったら、ひょっとこにはもう勝ち目ないよね。何より顔面蹴られて痛そう…。

怪しげなチビ助、癋見

子の戦いを物陰から癋見が見ていたのですが、ひょっとこの敗北を見て、恵に対して腹を立て、よからぬ企みをします。

恵を狙おうとしました。

こいつも武田観柳の部下。

→武田観柳の部下についての記事はこちら。

で、毒での攻撃を得意としているようで、「螺旋ぴょう」という暗器で恵を狙いますが、剣心と左之助の反応が遅れたので、恵を狙う武器を、弥彦が手の甲で毒を受け止めます。

  • 俺だって剣心組の一人なんだぜ。守り手ぐらいはきちっとやるさ

といったつかの間、弥彦は毒が回って倒れてしまいました。

白目むいて泡吹いてました。

癋見によれば、あと1時間と持たないとのこと。

前回も述べたけど、癋見の能力ってチビだけどなかなか厄介だし、弥彦もかなり辛そうです。

般若の登場

剣心が癋見を始末しようとした矢先、般若が現れます。

その名の通り般若の面を被っている要注意人物。

彼の目的は御庭番衆の手負い、ひょっとこと癋見の回収でした。

剣心は戦おうとしますが,般若は制止します。

  • 「よそう、この場で是以上戦っても高荷恵奪回は無理だ」

と。どうやら向こうは二人を回収してお頭に報告したくて、高荷恵の強奪も無理と判断したからのようです。

敵ながらなかなか冷静そうな奴ですね。

しかし、解毒のために癋見はおいていってもらうと剣心は言いますが、般若はこれを拒否して、少し戦いますが、直ぐ終わります。

いずれ戦うことになると言い残し、最初の二人とは明らかに違う身のこなしで去って行きました。

弥彦の解毒と恵の素性

般若が去った後は、弥彦が大変でした。

解毒治療は時間との勝負とのことで、恵を中心に治療に当たります。

恵は即座に弥彦の症状から、曼荼羅葉の毒と判断して、薬剤、手ぬぐい、湯、置き薬、氷を用意するように残りの三人に指示します。

恵の的確な指示のおかげで、何とか一命を取り留めたようですね。

そして玄斎先生登場です。

旧アニメでは、かなり出番が有りあやめ、すずめという孫娘が居ました。

→あやめ、すずめの記事はこちら

そして、彼の口から、高荷恵の素性が話されます。

薫の言うとおり、ただの性悪女ではなく、高荷恵はすぐれた名医なのです。

さらに、恵と剣心の会話などから、恵は高荷家という医者として有名な家系の人物だと分かります。

そんな高名な家系の恵と付き合いのあった医者が5年前に付き合いのあった観柳と組んでいたとのこと。

そして、彼女が観柳の元であへんを作っていた経緯を話します。

エンディング

なんと、観柳が外人達と金儲けの悪巧みをしているところでした。

また濃いキャラを披露してくれるでしょうね。

自慢の顔芸も披露してくれていたし(笑)。

微妙に原作と違うところ2点

今回の新アニメの9話目の違うところは、細かいですが、セリフの言い回しが異なります。

左之助が極大火炎吐息にツッコむときに

  • 「無茶な奴だ、死中に活を見いだすとはこのことでござるな」

といってますが、もとは、「下手に逃げるよりツッコむ方が被害が少ない」というような言い回しだったと思います。

さらにひょっとこが殴りかかるときのパンチが、もとは無名の拳でしたが、火炎拳という名前が付いておりました。

このようなセリフ周りが1点目。

2点目として、最後に観柳のシーンが挿入されておりました。

ここは私も初めて見ましたね。

 

るろうに剣心の第9話の原作漫画との対応話数

今回の話は、原作漫画第十八幕~十九幕に対応しております。

タイトルで言うと「剣心組奮迅」「会津の娘」です。

原作の単行本でいうと、三巻をなぞった展開ですね。

そろそろ剣心の戦いが少し苦戦するような流れになってきました。

 

るろうに剣心第9話のまとめと次回の予想

今回の話は、恵が出てきて、そして御庭番衆との戦いに巻き込まれる話でした。

観柳邸で戦うことになる蒼紫はさらに強いんでしょうね

次回のタイトルは「動く理由」。

左之助が恵に対していらつき、御庭番衆との戦いが本格化し、残りの般若と式尉が出てくるのでしょうね。

蒼紫との決着はまだだと思います。

→るろうに剣心の記事一覧はこちら

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