るろうに剣心の無名異はどんなキャラだったの?今後の再登場はあるか?

この記事では、るろうに剣心の無名異について紹介したいと思います。

無名異とは、作中で剣心に恨みを持つ人物「六人の同志」として出てきた人物です。

このキャラは残念ながら少ししか出てきておりませんでしたが、どんな人物なのでしょうか?

この記事で、無名異の活躍やキャラ性について紹介し、最後には、無名異がその後どうなったのか、予想したいと思いますので、ぜひ御覧下さい。

 

■るろうに剣心の無名異とはそもそもどんな役割のキャラだった?どんな人物か?

るろうに剣心の無名異とは、本名は八ツ目無名異(やつめむみょうい)といいます。

原作(アニメはOVAの追憶編のみ)で出てきており、人誅編に登場してあの雪代縁の「六人の同志」の一人として登場しました。

「六人の同志」が一堂に会して雪代縁と会話するシーンですが、当初は姿を見せないで天井裏から話しかけておりました。

一族の特性なのか、本人の性格なのかは不明ですが、姿を人前に見せることを異様に嫌っており、このように姿を現さず、戌亥番神に「姿を見せろ」という風に言われておりました。

それほど警戒心の強いキャラだと思われます。

まるでアメコミの某蜘蛛男のように、手足が長いという異様な外見をしております。

ついでに舌も長いです。

このような外見の特徴ですが、作中これは明らかにされております。
それは、佐渡金山の金掘り衆に伝わる『人体精製』技術であり、いわば無理矢理に手足が異様に長いようにさせられたものであります。

そもそも彼が六人の同志に参加したのは、「金堀り集としての八ツ目一族の将来が、金山の掘り尽くしで風前の灯となり、一族を救う手段に八ツ目の人体精製技術を戦闘に使用し、その有用性を示す」ためらしいです。

が、剣心への私怨があり、それを晴らすためであったことも否定できないでしょう。

るろうに剣心の無名異はどんな活躍をしたのか?

彼は「六人の同志」が神谷道場を襲いに来たとき、初めて姿を現し薫を不意打ちで仕留めようとしました

で、そのときに剣心と対峙するかと思いきや、そこに駆けつけた斎藤と戦い、彼にやられてしまいました。

ちなみに斎藤は、るろうに剣心の作中では、剣心の相棒の左之助を超える強さを持つ、かなり強力な味方ポジションのキャラです。

斎藤に当たってしまうと、宇水さえも弱く感じてしまいますので、仕方ないのですが、斎藤に致命傷を与えることなく敗れていってしまいました。

ここで、他の「六人の同志」を見てみると、

  • 剣心に対して異様な恨みを持ち、狂経脈すら体得した縁
  • 同じく剣心に対して異様な恨みを持ち、アームストロング砲までぶっ放した鯨波
  • バトルアーティストを自称し、人形である夷腕坊を開発し、自身も相当な強さで出番も多い外印
  • 前川道場を襲撃し、左之助とうるさい戦いを繰り広げて、無敵鉄甲をつけて彼を苦しめた番神
  • 浦村署長邸を襲撃し、暗器と呼ばれる武器を使って自身より弱い者を大いに苦しめた乙和

これら五人のキャラが強すぎて、八ツ目無名異は六人の中では最も影が薄い残念なキャラだと思います。

無名異と剣心との関わりは何だったのか?

そもそも、八ツ目無名異も過去に闇乃武の一員として、剣心と勝負しており、恨みがあったはずです。

剣心が巴を取り戻すべく、結界の森というところで、飛来物(木)に隠れて剣心を攻撃しておりました。

そのとき一度、剣心に正体を見破られてしまったことが因縁となります。

八ツ目無名異にとって、正体を知られることは、現代社会で言うと「他人につばをかけられる」くらいに屈辱的なことのようです。

だからそれなりに恨みはあったはずですが、ただ、人誅編で剣心と対峙するかと思いきや、斎藤と対峙して敗北…。

番神や乙和は直接剣心と戦って負けたわけではないので、剣心がとどめを刺す必要は無いと思います。

が、斎藤と対峙するのが仮に相手が縁や鯨波で、さらに敗北したら、「斎藤に負けて終わり…」とはならないと思います。

絶対に復讐の機会をうかがってきます。

現に鯨波は警察に捕縛された後も、脱走して恨みを晴らそうとしておりましたし、縁は離島でも剣心への恨みでいっぱいでした。

しかし八つ目無名異は斎藤にとどめを刺されかけるところを、剣心に制止されて救われた上に、最後には諭されて、素直に引き下がりそのまま出番は終了…。

素直に引き下がるのはともかく、八ツ目無名異の恨みはこの程度で止まるほど浅いものだったんでしょうね…、見方によっては哀れ。

ちなみに性格ですが、確かに残忍で警戒心も強いくせ者で、化け物呼ばわりされると激怒します。

そして、姿を見た者は必ず仕留めるという厳しい掟を課されており、それを徹底的に守ろうとします。

ただこれは逆に言うと、「見られて化け物呼ばわりされたくない」という根は繊細な性格の現れかも知れません。

六人の同志の名前を考える時も、冗談かも知れませんが「天上裏より愛を込めて」など詩人のような名前を提案していました。

また、明治維新で八ツ目一族が力を失い、僻地へ追いやられてしまった現状への不満も重ねており、彼も明治政府に対して不満を持ち、性格がゆがんだ被害者だとも考えられます。

 

るろうに剣心の八つ目無名異の強さ、戦法とは?

八ツ目無名異はどういう戦法をとるキャラだったのでしょうか?

技を紹介したいと思います。

  • 『土砂の防壁 』地面を抉り撒き散らした土砂で煙幕のような者を作り、相手の視界と動きを鈍らせる。
    実際にこの技で牙突を鈍らせて大ダメージを避けております。
  • 『万弾地雷砲』=地中爆弾を使用した戦法です。要するに爆弾です。

作中で見せたのはこれくらいで、斎藤に致命傷を与えてはおらず、正直大した技では無いと思います。

あと、地中に潜り相手の視界に入らず移動ができるのは基本的な性質ですけどね。

 

縁とかは超技があるので、剣心を大いに苦しめました。でも八ツ目無名異はこれだけですし、かなり地味であることは否めないですね。

確かに噛ませ犬感が否めないですが、斎藤を相手に、剣心を苦しめた牙突を一度は防いでいるので、ザコでは無いと思います。

しかし、やはり斎藤自身が相手を見下して戦っており、苦戦もしていないので、弱そうに見えるのは仕方ないですね。

左之助や弥彦が相手だったら、万全な状態でも八ツ目無名異に勝てたかは怪しいと思います。

 

【考察】八ツ目無名異はその後どうなるのか?

では、最後生き延びることが出来た八ツ目無名異は、今後どうなるのか考察したいと思います。

結論から言うと、残念ながらもう出てこない可能性が高いと思います。

ただ上記と矛盾することを述べますと、可能性は低いですが、「るろうに剣心 北海道編」で出てくる可能性がゼロではないです。

そして、「るろうに剣心 北海道編」では、思いも寄らないキャラが再登場してきています。

たとえば、十本刀の生き残りの宗次郎や安慈は作中屈指の手練れなのでともかく、

  • 宇水の弟弟子の、伊差川糸魚(いさがわいとい)
  • さらにとっくに収監されて生きているかも不明の武田観柳。

観柳もキャラが立っていましたからまだわかりますが、宇水の弟弟子?!こんなやつが出てくるなんてなんか誰が予想できた??

だから同じ流れでいくと、八ツ目無名異も再登場の機会がゼロでは無いと思います。

ただ、糸魚の師匠である宇水は相当に残忍で、十本刀内ではキャラは立っておりました。

さらに観柳も作中では彼以外には出せないキャラを持っておりますし、コメントを見る限り、観柳は作者のお気に入りだと思います。

それに対して、八ツ目無名異は外見はともかく地味で特に人気が高いキャラでもないので、八ツ目無名異が出てくる可能性はかなり低いと思います。

さらにもう既にかなりのキャラが再登場し、新キャラも沢山出てきているので、これ以上出すと収拾が付くのかわからなくなりますからね。

ただ、ゼロではないと思います。

役割としては糸魚と同じように、やられた斎藤に恨みを持っていて、彼に襲いかかったら糸魚と全く同じなのでこれはないとして、人誅編と同じように剣心に襲いかかるのも考えにくいです。

だから再登場で考えられる可能性としては、剣心に命を救われたことで少し改心し、剣心に少しだけ力を貸してくれるキャラとして再登場してくれるかも知れません。

このことは尖角の描写を見る限り、命を救ってくれた剣心に感謝しておりましたから、可能性としてはあると思います。

その尖角の記事はこちら。

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