るろうに剣心の乙和瓢湖とは?彼が弱いと思われる最大の原因を解明!?

この記事ではるろうに剣心の乙和瓢湖について紹介したいと思います。

オカマみたいな容貌の雪代縁の仲間で、剣心の敵になるキャラの一人です。

乙和瓢湖といえば、あまり強くないだの、弱いだの言われておりますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

このように言われている理由も解説しますので、是非ご参考になって下さい。

るろうに剣心の乙和瓢湖とはどんな人物だったか?

乙和瓢湖(おとわひょうこ)とは、原作の人誅編に出てきた、雪代縁の「六人の同志」の一人です。

よく戌亥番神と一緒に行動していました。

性格は対照的で、あちら(番神)が直情型の熱血バカで強い者と戦いたがっているのに対して、こちらは陰湿で弱い物を虐げることに喜びを覚える危ない奴です。

以下では、作中での乙和瓢湖の活躍と、彼が本当に弱い戦士なのか、そして彼の致命的な弱点2つを紹介しますので、是非ご参考になって下さい。

 

るろうに剣心の乙和瓢湖の実際の活躍は?

実際の活躍として、乙和瓢湖は、剣心への復讐の一環として、剣心と深い関わりのある浦村署長の家を襲撃し、その家族三人を手持ちの暗器「梅花袖箭」で苦しめていました。

※一方、そのとき、番神は剣心と関係のあった前川道場を襲っておりました。

→番神の記事はこちら

このときは浦村署長の持つ拳銃も通用せず、恐ろしい的の一人として圧倒的な存在感を放っていましたね。

今までに無いタイプの敵に、家をめちゃくちゃにされた署長がかわいそうだったな

そこに駆けつけた剣心を相手に暗器「梅花袖箭」を見破られ、それを破壊されます。

そしてその場は「過水毒煙」という神経を軽く麻痺させるガスを煙幕代わりに巻いた後、逃走しました。

 

さらにその後、乙和瓢湖は神谷道場に六人の同志が襲撃したときに再登場。

番神と一緒に神谷道場を襲撃します。

そのとき、彼の心の中は、「人の命を取ること」を楽しむことで頭がいっぱいでしたから、剣心よりも奥に居る女子どもとやりたかったようです。

実際に乙和瓢湖のセリフで誘っております。

ちなみに、乙和瓢湖は剣心との絡みが非常に薄く(同僚の仇)、彼に復讐する気持ちなどほとんどなかったので、その意味では番神と同類です。

そして、剣心がしばらく乙和瓢湖ににらみを利かせて制止していたのですが、後ろから来る外印の夷腕坊を相手にせねばならなくなったため、乙和瓢湖は弥彦が相手をすることになります。

が、乙和瓢湖の操る暗器「毘沙門剣と毘沙門粉」に、弥彦は大苦戦してしまいます。

これは毘沙門粉という砂鉄を相手に振りまいて、磁力を帯びた毘沙門剣を奮うことで剣のスピードを高速化する仕掛けです。

この仕掛けが彼の剣の速度をいきなり変化させ、弥彦を圧倒しますが、毘沙門剣の鞘を弥彦に盗まれて、その磁器を利用して剣を防ぎます。

その後、奥の手の六道蠱と呼ばれる、衣装に付いている刃を用いて弥彦を串刺しにしますが、これでも仕留めきれず、最後は剣心ににらまれて、臆病風を吹かし、本気で立ち向かってきた弥彦の竹刀で倒されます。

→弥彦の記事はこちら

るろうに剣心の乙和瓢湖は、本当に弥彦に倒されるほど弱いのか?

昔、たまに私の周りで議論されていたのですが、乙和瓢湖は弱いのでしょうか?

結論から言うと、他の同志と比べるとハッキリ言って最弱だと思います。

左之助や剣心、斎藤が相手だったなら楽勝でしょう。

ただし、弥彦相手なら場合によっては勝ててたとは思います。

ただし、戦い方が悪く、剣術で勝負を挑んだから負けたのです。

おそらく乙和瓢湖は、剣客としては素人で、遅い状態の毘沙門剣は弥彦に容易に見切られておりました。

砂鉄というインチキを使った速い状態でようやく弥彦を押せましたので、乙和瓢湖は素人といって間違いないと思いますね。

弥彦の手癖の悪さで、毘沙門剣の鞘を盗まれたので防がれましたが、逆に言うと、剣術を習っている程度以下で、手癖の悪くない普通の人相手なら、充分に圧倒できる剣術力を身につけているのと同義なのです。

また梅花袖箭は、一般人相手なら充分に強いし、剣心レベルの達人クラス相手以外には、これだけで充分に相手を圧倒できると思います。

さらに奥の手の六道蠱もあるので、弥彦ほどのタフさがある人間ではないとこれでノックアウトできるでしょう。

 

しかし、彼は接近戦での攻撃力や防御力はそんなに強くないと思います。

その証拠に弥彦に倒されておりましたからね。

何より、単なる子どもに過ぎない弥彦に圧倒されたのを屈辱と思い、彼の苦手な接近戦でケリを付けようとしたのが誤りでした。

この頃の弥彦は刃止めもありましたから、彼が接近戦を仕掛けるのは少し無謀です。

何か遠距離攻撃で弥彦を仕留められたら良かったと思います。

乙和瓢湖は、自分の得意分野や苦手分野、相手の力量をもう少し考えて戦闘しろ!

 

乙和瓢湖は弥彦になぜ負けたのか?彼の最大の弱点2つとは?

では、なぜ強いはずの乙和瓢湖が弥彦に負けたのか?

最大の理由というか、乙和瓢湖の弱点は、その性格です。

その性格の弱点が2つあって、努力できない性格と覚悟の不足です。

詳しく言うと彼の場合、自分より格上だと思われたの剣心を避けておりますが、これは何より強い相手を倒そうとする努力ができない性格の現れだと思います。

その証拠に、弥彦や浦村署長、薫など自分より弱い相手ばかり狙おうとしております。

これが致命的。

※これは作中でやられた他の敵役、雷十太などにも共通しております。

それと覚悟の不足。

剣心の気迫に気圧されて臆病風を吹かした結果、子どもである弥彦に負けておりますからね。

本当に相手の命を取ることを楽しみとしたいなら、剣心の命を取れるように強くなろうとしますし、彼のにらみ程度に負けない気迫で弥彦を倒せば良かったのです。

 

そもそも「梅花袖箭を見抜いて破壊するような相手(剣心)に戦いを挑むとただでは済まない」と自分で気づいているので、判断力はありますが、なら「六人の同志」を抜けて修行に励むべきだったと思います。

そうすると、自分の楽しみ(弱い相手を仕留める)の対象が増えますよね。

あと、剣術の修行に励んでいた弥彦よりも剣術が苦手なら、それを訓練すれば、毘沙門剣のインチキ含めて、剣術で弥彦を倒せたと思いますが、その修行もしていない様子です。

さらに梅花袖箭だって、剣心に破壊された後に、予備もしくはそれに替わる遠距離の暗器を用意しておけば弥彦の戦いでも使えましたよね?

弥彦が剣心から事前に梅花袖箭の情報はわかるでしょうが、弥彦のスピードや腕では見切れるか怪しく、まして破壊は出来ないと思います。

弥彦が剣術が得意なら毘沙門剣での剣術を仕掛けるべきではないし、遠くから遠距離の暗器などで狙い撃ちする方が確実に倒せます。

その戦術をとれなかったのは、弥彦を甘く見て接近戦で倒せると考えた自身の甘さが原因です。

 

まとめますと、暗器を開発したり、格上の相手との戦闘を避けたりするなど、地頭はいいのに、強くなる努力ができない性格のために全て台無しにしている男、それが乙和瓢湖です。

この乙和瓢湖って男、努力もしないし、自分の楽しみを追求する覚悟もない、本当にダメ男ね!

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