るろうに剣心の薫が告白したのはいつ?剣心も彼女にプロポーズしていた!?

るろうに剣心の薫が剣心に告白したことについて、この記事で紹介します。

剣心と薫については、この作品の主人公とヒロインですが、実は恋愛要素はそんなに多くなく、さらに薫の方から告白しております。

普通は男性の方から告白するものが多いですが、この物語は女性である薫が告白していますね。

では、その告白はいつか?

それを解説しますので、是非ご参考になって下さいませ。

ちなみにあまり知られていませんが、剣心の方から薫にプロポーズしたこともあるので、それも一緒に紹介します。

るろうに剣心の薫が剣心に告白したシーン

薫が剣心に告白したときはいつなのかですが、明確に告白しているのは、原作の人誅編です。

「第183幕の告白(後編)」と言う話で告白しています。

十日後に、縁達が薫の道場まで攻めてくる人誅まであと一日。

夕刻での一シーンで、ふらっと出て行った剣心を探しにいった薫が、町外れの竹林で瞑想(イメージトレーニング)していたところを発見し、道場に帰るときの河川敷。

そこで、「みんないつまでも一緒にいれたらいいよね」という言葉を薫が発するのですが、剣心は「いずれはそれぞれの道を歩み、それぞれの人生を生きていく」と言うのです。

しかしその後で薫は、「けど、私は剣心とずっと一緒に居たい」と発してしまいます。

これが作中唯一の明確な告白だと言っていいと思います。

好きでなかったらこの言葉は言えませんからね。

剣心が薫にプロポーズしたシーン

あなたは、剣心が薫にプロポーズしたシーンがあるのを知っていますか?

薫の剣心への告白は有名ですが、こちらはあまり知られておりませんが、実はあります。

旧アニメの66話「薫感激 剣心のぷろぽ~ず!?」です。

恋愛的な好意を見せない鈍い(?)剣心ですが、ひょんなことからエンゲージリングを贈るのです。

もちろん薫は超ハッピーな気分になります。

これで二人は結ばれてハッピーエンド!

…。

 

……。

…………。

となるはずが、実は、剣心が釣りに行ったときにつり上げたナマズの体の中から出てきたエンゲージリングをあげたものの、剣心は誕生日プレゼントとしてあげてしまったのです。

しかも剣心は指輪を女性にあげるということの意味(プロポーズ)を知らずにあげています。

さらに、そのエンゲージリングは、別の男性が川に投げ捨ててしまってなくした物であると判明しました!

全ての事情を知った剣心が、薫に全ての事情を正直に話して謝罪してこのエンゲージリングの騒動は終わります。

つまり、この剣心の告白エピソードは全て勘違いであり、薫はぬか喜びして終わりという、いかにも漫画的なオチでした(笑)。

このエピソードで分かるのは、やはり薫はデレデレになっており、剣心を明確に愛していると言うことです。

一方で剣心は、エンゲージリングの意味を教えてもらってから、魂が抜けたようにすごく困っており、どちらかというと勘違いさせて申し訳ないという気持ちになったと思います。

よって、このエピソードは全てが勘違いなので、剣心が薫に女性的に好きだという描写にはならないと思います。

この話はアニメオリジナルなので、公式の設定とは言いがたい面がありますが、珍しい剣心の恋愛的な要素なので、一度見て欲しいと思います。

ちなみに私はアニメオリジナルエピソードも肯定派なので、パラレルワールドとしてアリだと思います。

薫が剣心を愛していた証拠

薫が剣心を愛していたかどうかですが、これは割とわかりやすいです。

証拠もいくつか挙げられます。

一番わかりやすい薫の剣心への好意は、京都編で剣心が道場の前で夜に薫に別れを告げて、京都に一人旅だったときですね。

そのあと、この世の終わりみたいに落ち込んでおり、一人道場の部屋で寝込んでおりました。

本当にフラれたみたいに落ち込んでいたよね…

他にも細かいシーンはいくつかあります。

たとえば刃衛のときに、剣心と別れることを恐れてひとりぼっちになることを恐れております。
(が、これはどちらかというと孤独への恐れかもしれません。)

他には恵も剣心に対して好意を抱いている台詞がありますが、彼女に対して対抗意識を燃やして恋敵のように接しています。

さらに京都編の序盤で、斎藤の挑戦状によって剣心が出て行ったときに、薫が剣心を探しておりました。

その時に弥彦に剣心の行方を問いただすんですが、「わかった、女だ!」という弥彦のおふざけに過敏に反応しております。

剣心に異性の影がちらつくことを心配しており、明らかに剣心のことを意識している証拠だと思いますね。

以上より、薫に関しては剣心に対して男性的に好きで明確に意識していると思われます。

剣心は薫を愛していたのか【考察】

一方で、剣心が薫を女性的に愛していたのかは結構難しい疑問です。

 

剣心は心の闇というか、以前に人斬りとしての狂気の過去を持っているためか、流浪人となってからは、一カ所には滞在せず、あまり人と深く関わらない容易にしていたと思います。

しかし、薫と出会ってひょんなことから彼女の身を守ってからは神谷道場に居候的なポジションで住み着いています。

京都編で再び流浪人(るろうに)に戻る覚悟を決め去りましたが、東京から京都に追ってきた薫や左之助たちと一緒に志々雄一派を倒した後は東京の道場に戻ります。

そこで、「ただいま」と発言しているし、一応、薫の居る神谷道場を帰る場所として認識したようです。

ただし、薫に対して親しみは感じていても女性として好意を持っていたかは不明です。

どちらかというと、薫に対しての気持ちは、親しい家族に抱く愛情に近いと思いますね。

それと年齢差的に剣心は29歳に対して、薫は17歳、つまり現実で言うとアラサー男性と女子高生なのです。

だから、剣心が一回り下の薫に対して、女性としてメロメロになるのは考えにくいと言うこともありますね。

あくまでも剣心にとって薫は「守るべき女性、愛情を持って接する家族」として認識していると思います。

それと前述の旧アニメの66話の件にしても、剣心は勘違いプロポーズを一応成功させていますが、剣心は喜ぶどころか困っていました。

プロポーズではなく、誕生日プレゼントとして指輪をあげていますから、その意味でも、女性的に好意を感じているのではなく、家族的な愛情だと思いますね。

るろうに剣心の薫の告白についてのまとめ

薫の告白について紹介しましたので、ここで再度まとめます。

  • 薫の告白は原作の人誅編の第183幕の告白(後編)で、「剣心とずっと一緒に居たい」と明確に行われている。
  • 剣心のプロポーズは、旧アニメの66話でエンゲージリングを送ることで行われているが、これは全て剣心の勘違いだった。しかし薫が明確に剣心に好意を抱いていることがわかる。
  • 薫が剣心に好意を持っていることは、京都編の序盤で剣心が自分の元を去るときの落ち込み具合などから読み取れる。
  • 剣心は薫に女性的な好意を持っているとは読み取りにくく、年齢差もあるので、どちらかというと家族的な愛情を持っている状態だと思われる。

最終的に剣心は薫と結婚するのですが、薫の方からプロポーズした可能性も高いですね。
北海道編では夫婦になった二人が見られるので、その家族愛も期待してみていきましょう。

→北海道編の記事はこちら

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