るろうに剣心の十字傷のネタバレ!全く語られない巴の心中の真相とは?

るろうに剣心の十字傷をネタバレ的に、メディア毎に異なる傷の付く過程と巴の心中の面から解説したいと思います。

主人公の緋村剣心の最大の特徴と言えば、あの頬の十字傷ですが、実はメディアによって、微妙に付き方が違います。

付き方によって理由もそれぞれ違うと思うので、詳しく考察したいと思います。

るろうに剣心の十字傷のネタバレ

るろうに剣心の十字傷は横の線と縦の線二つあり、1つ目は巴の婚約者の清里に戦っている時に付けられました。

これは共通してます。

2つ目を付けたのは巴ですが、その付き方は2パターン有り、原作は剣心が結界の森で辰巳に戦っているときに、小刀を持っていた巴が間に割り込んできて、剣心に斬られてしまいます。

そこで以下の違いがありますね。

  • 原作漫画では、斬られた時に巴の小刀が飛んできて、剣心の頬にきれいに付いてしまう。
  • OVA追憶編と実写映画では、その後巴が力尽きる寸前に、故意に剣心の頬に付ける。

前者は原作漫画の人誅編「百七十八幕 十字傷」という剣心の回想シーンで、確認できます。

後者はOVA追憶編と、実写映画「ザ・ビギニング」「ザ・ビギニング(The Finalの回想シーンでも映る)」で確認できます。

で、前者の原作漫画ではかすめた小刀による傷がきれいに付きすぎており、実は私としては少々納得できない部分がありました。

二重の愛に苦しんだ巴の心情

さて、剣心の嫁の巴は、もともと剣心に許嫁の清里の命を奪われております。

作中の台詞から、ちょうど来月祝言だったようですね。

そんな巴は「誰かを憎まずにはいられなかった」ということで、許嫁の仇である剣心を始末する闇乃武の計画に身を委ねておりました。

しかし、一緒の生活を続けている内に剣心の人柄に触れ、本当に愛してしまって、彼の顔が穏やかになることに喜びを感じてしまうのです。

そしてひょんなことから山中で共棲することになった剣心は巴にとって、「私が愛した二人目のあなた」になってしまいます。

この頃にはもう彼への憎しみよりも、今後も生きていてもらって多くの人を救って欲しいという気持ちが強くなっていたと思いますね。

この辺の巴の葛藤は複雑ですよね。憎むべき敵の人柄に触れて愛してしまった…

 

 

で、剣心の元を離れて闇乃武の元に戻るのです。

しかし、巴の剣心への愛にほだされた気持ちと闇乃武への裏切り心を見抜いた闇乃武の辰巳は激怒し、巴をしばらく気絶させます。

そして、辰巳の元を訪れた剣心と辰巳の戦いのクライマックスのお互いに最後の一撃を放とうとした瞬間。

両者の間に割って入って、剣心の一撃を食らってしまい、倒れたのです。

→辰巳についての記事はこちら

※巴ごと、辰巳もやられましたが。

巴が十字傷を付けた理由(原作の台詞と、追憶編と映画の比較)

清里と巴が傷を付けたのですが、清里が十字傷を付けた理由は明らかで、人斬りの剣心にやられずに、一生懸命に生きようとした生への執念の証です。

ここでは、巴が十字傷を付けた理由を解説します。

原作漫画の場合は小刀が頬をかすめて、たまたま剣心に傷が付いたような形になってるので、気になるのはこの後の「これでいいんです、だから泣かないで下さいな」の台詞。

この巴の台詞の意味を考えたいと思います。

原作の十字傷の二本目はたまたま付いた形なので、理由は無さそうですが、「これでいいんです」は理由があるはずです。

これは

  • 「私(巴)は婚約者の仇である剣心の命を狙っていたのですが、いつの間にか愛してしまい、今あなたの手でやられてしまったのは、その報いなので、これでいいのです」

と言う意味ではないでしょうか。

もちろん、「仇の剣心を愛してしまったこと」「後の愛人の剣心をもともと狙っていたこと」の両方の後悔や葛藤混じりだとは思いますけどね。

前者は、清里への裏切りになるし、後者は剣心への裏切りになります。

その思いが深く簡単に消えないからこそ、十字傷は剣心の一生モノの傷になったのでしょう。

それに対して、OVA追憶編と実写映画では巴が倒れた後、息を引き取る寸前に十字傷を故意に付けておりますね。

これは、剣心への巴からの最後のメッセージではないでしょうか。

亡くなる直前に巴は台詞を発していないので、はっきりした理由はわかりません。

巴の感じた苦悩や、今後の剣心への思いを傷という形で、少しでも伝えたかったのではないでしょうか。

つまり、巴が清里と剣心への二重の愛で苦しんできたことや、今後も「巴が教えてくれた人々が営む小さな幸せ」を今と同じように守って欲しいということを伝えたかったと思います。

後者はこの後のシーンで「その幸せが多く灯る新時代を作るまで剣を振るう」桂小五郎に言ってますから、より信憑性があると思いますね。

力尽きる寸前で台詞を発せず、傷を付けることでしか伝えられなかったと考えられます。

そして、この十字傷が剣心の理念「ころさず」へつながっていきます。
(これも同じシーンで桂小五郎に発しています)

作者によるハッキリとした言質や証拠があるわけではないので、全ては私の憶測ですが、このくらいではないでしょうか。

その後、十字傷は消えたのか。

さて、剣心の十字傷が消えたのかについてですが、強い念をもって付けられた刀傷はその念が晴れない限り消えないとされております。

よって、剣心が刀傷を付けられて十年以上経った本編でも消えていないわけです。

しかし、実はOVA星霜編では消えかけております。

(色合いが薄くなっているのが目視で確認できます)

OVA星霜編で縁を退けた後、剣心は大陸に渡って、病にかかるほどの活躍して弱者を救っておりましたし(恐らく手当てした人の体内の液体から感染)、もう充分贖罪したことが清里や巴に伝わったのでしょうね。

その一方で、正式な続編の連載漫画である北海道編では消えておりません。

原作の最後の方で「十字傷、薄くなったね」とは薫に言われておりますが、北海道編ではなぜかもとのような濃さで十字傷が復活しております(笑)。

これは前作の最終話で、「十字傷を薄くなったことを忘れた」という単純な設定忘れと言うよりは、今後の活躍を予感させるものではないでしょうか。

「今後も剣心は戦って弱き人を守り、もっと頑張れ!」という巴からのメッセージが残っていると思います。

今後も剣心の活躍が見られるというメタ的なメッセージかも知れませんので、北海道編の続きを期待して待ちましょう!

るろうに剣心の十字傷のネタバレまとめ

この記事で十字傷のネタバレを、付く過程と、その付いた理由を考察しました。

  • るろうに剣心の十字傷は、一本目は巴の許嫁の清里が剣心に襲われたとき、生への執念によって付けた一撃。
  • 十字傷の二本目は原作漫画と、OVA追憶編&実写映画「ザビギニング(The Final)」では異なる。前者は巴の小刀が手放されて頬をかすめて付き、後者は巴が亡くなる直前故意に付けた。
  • 二本目について、原作漫画ではたまたま付いた傷だが、「これでいいんです」という心中語が書かれており、「私(巴)は剣心の命を狙っていたが、いつの間にか愛してしまい、今剣心にやられてたのはその報いなので、これでいい」という意味だと思われる。
  • 二本目を付けた理由についてOVA追憶編&実写映画「ザビギニング(The Final)」では、清里と剣心への二重の愛による苦や、今後も「人々が営む小さな幸せ」を守って欲しいということを伝えたかったと思われる。

以上、るろうに剣心の十字傷の付く過程のネタバレと、巴の心中を考察しました。

ここについては様々な解釈があり得ると思うので、あなたも御覧になって下さいませ。

→るろうに剣心の記事一覧はこちら

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