ドラゴン桜勉強法のスケジュールを検証!挫折しにくい為の心得2選とは?

この記事ではドラゴン桜の、勉強法のスケジュールを紹介します。

あなたが大学受験を迎える場合だったり、近しい人が大学受験する場合、

「本当にドラゴン桜の勉強法に従って大丈夫かな?」

と不安になることもあると思います。

そこで、この記事で、実際に大学受験を経験した私が、ドラゴン桜のスケジュールの立て方が合理的なのか、検証してみたいと思います。

それだけではなく、スケジュールを立てた後挫折しにくいような秘訣を紹介しますので、

この記事は、ドラゴン桜に興味がある人はもちろん、大学受験生でいつ頃に何をすればいいか、全体的なスケジュールの立て方を学びたい人、大学受験で勉強習慣を確立したい人に役立ちます。

 

ぜひ参考にして欲しいと思います。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール

さて、最初にドラゴン桜で提示されているスケジュールを紹介しましょう。

  • 平日:帰宅後2時間勉強、夕食後1時間休憩、その後3時間勉強=計5時間
  • 休日:午前中2時間勉強、昼休憩、午後3時間勉強、夕食後夜2.5時間勉強=計7.5時間
  • 4~7月:英数国の基礎固め期間、7月1日にセンター過去問1回
  • 夏休み:英語、数学、国語+文系は社会1科目、理系は理科1科目、最後にセンター過去問
  • 9~10月:今まで手を付けてなかった教科、文系は社会のもう1科目、理系は理科のもう1科目
  • 11~12月:センター試験の過去問。12月は東大の二次試験。
  • 1月:センター試験全振り。

結論から言うと、このスケジュールは、おおむね合理的で正しい、使えるものだと思います。

それぞれ見ていきましょう。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:平日

さて、平日のスケジュールは以下の通りです。
結論から言うと、これで大丈夫です。

■平日:帰宅後2時間勉強、夕食後1時間休憩、その後3時間勉強=計5時間

まず最初に、学校に帰ってから6時間以上、家で勉強するのは無謀です。

疲れていてヘトヘトだと思いますしね…。
せいぜい5時間が限界だと思います。

無謀なスケジュールは挫折のもとですので、5時間より多い時間、勉強する必要はありません。

ただ、帰りが早い日や早く起きれるような余力があるなら、それ以上やっても構いません。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:休日

次に休日のスケジュールは以下の通り。
これもこのままで充分です。

■休日:午前中2時間勉強、昼休憩、午後3時間勉強、夕食後夜2.5時間勉強=計7.5時間

休日はこれくらいなら無理なく出来ると思います。

これなら合間の時間に気分転換で遊んだり外出したり出来ますよね。

その意味でも理想的なのです。

よく教育系ユーチューバーは、「休日は1日12~14時間勉強しろ」等と言っていますが、

「本当に出来るのは一部の子だけやろ?」

と言う気持ちになりました。

たしかに、勉強時間は増やせばそれだけ成績を上げられると思いますが、それは理想に過ぎません。

平日の場合と同じで、最初から1日12時間などと、ペースを飛ばすと挫折の元ですので、無理ないスケジュールに慣れていくことが大事ですね。

ただ一点だけ補足すると、夏休みや追い込みの時期は12~14時間すべきですので、その時期は覚悟を決めましょう。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:4~7月+補足

では、ドラゴン桜が提示する、月ごとのスケジュールを見ていきましょう。

■4~7月:英数国の基礎固め期間、7月1日にセンター過去問1回

 

これは全体的には正しいですが、私の経験でい言うと、少し補足が必要な内容です。

まず、4月はやる気に燃えているので、いきなり二次試験の過去問を解こうとする生徒がたまにいます。

でも、高確率で「あれ?全然分からない」となると思いますから、解くのはほぼ無駄なんです

(リサーチ的に見るだけはOK)

そして、ドラゴン桜のスケジュールは、この期間は基礎固めとしか言っていませんが、私としては、この期間は「覚えたら何とかなる」もの、つまり暗記物を中心にするといいと考えています。

暗記物は覚えるだけで得点できるし、やる気を出すのにちょうどいい勉強になります。

実際、偏差値60~65くらいまでは暗記だけで行けるものですからね。

そして、7月1日にセンター試験(共通テスト)の過去問をすることで、実力を測ることですが、実を言うともう少し早めにする方がいいです。

5月くらいに模試があるので、できれば4月中旬くらいに見て欲しいです。

センター試験(共通テスト)は一般に二次試験より簡単な場合も多く、解けなくてもいいですから、どういう形式のテストで、どんな内容なのか見てください。

そして、7月1日にも解いてください。英数国だけでもいいので、600点中、400~450点程度は取りたいところです。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:夏休み+補足

さて、夏休みは受験の天王山。

そのスケジュールは、

■夏休み:英語、数学、国語+文系は社会1科目、理系は理科1科目、最後にセンター過去問

 

とありますが、ここは少し異を唱えたいです。

共通テスト(センター試験)はまだそんなに多く解かなくていいので、夏休みに二次試験を解いて欲しいのです。

というのも、共通テストはまだ先が長いし、二次試験をじっくり演習できるのは夏休みまでなのです。

ここで、6割が合格ラインの場合、6割とはいわずとも、4割は取りたいですね。

これより低いと、二学期以降の勉強で間に合わない可能性もあるからです。

一般に文系は英国社(+数)、理系は英数理(+国)を徹底的に解き、復習して実力をつけましょう。

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:9~10月

次に、二学期が始まった後のスケジュールですが、

■9~10月:今まで手を付けてなかった教科、文系は社会のもう1科目、理系は理科のもう1科目

 

ここでやっと全ての教科に手をつけます。

さらに補足すると、上記のやっていなかった教科と、夏休みに見つかった弱点の克服と、まだ完成していない基礎固めを詰めていくので、ここからは非常に忙しい期間です。

私も現役の時はかな~りやりましたし、実際に今の受験生もやっています。

あなたも二学期は覚悟しましょう!

ドラゴン桜勉強法のスケジュール:11~12月

さて、大詰め。
ここからはもう過去問の演習中心に行きましょう。

■11~12月:センター試験の過去問。12月は東大の二次試験。

 

スケジュール的にも、センター(共通テスト)や二次試験の演習となっていますね。

もうここは、シンプルにこれでいいと思います。

割合的には「共通テスト:二次試験=9:1」でいいです。

二次試験より共通テストをかなり重めにしているのは、大体、共通テストで合否が決まってしまうからです。

共通テストでライバルにリードされたら、それより難しい二次試験で逆転するのはほぼ不可能なのです。

嘘だと思うなら、実際に二次試験をやってみてください。

普段とれている点数より多く取るのって、とても難しくないですか?

【ドラゴン桜勉強法のスケジュール:1月】

最後に、1月ですが、これは受験の月ですから、もう以下の通りでOKです。

■1月:センター試験全振り。

 

これ以外しなくていいですが、共通テストが終わってからは当然すぐ二次試験にかかってくださいね。

 

おまけ ドラゴン桜勉強法のスケジュールを挫折しないための秘訣2選

さて、ドラゴン桜勉強法のスケジュールを見てきましたが、少し補足したものの、おおむね正しいものでした。

でも、やってみると結構大変なんですよ。

「ああ~もう嫌だ!」
「今日くらいはサボろっかな~」

となることもあると思います。

これが挫折の一歩ですよね。

でも大丈夫。

ここで、挫折しないための秘訣を2点紹介します。

それは次の2点。

1 スケジュールを親に宣言しておく
2 0分の日を作らない。無理な日でも最低これだけはやると決めておく。

 

1ですが、誰かに自分の勉強のスケジュールを他人に宣言しておくと、安易にサボりにくくなります。

特に親に話した場合は、それをしていないとガミガミ怒ってくれますから(笑)、嫌でも机に向かうことになります。

そして2ですが、勉強時間0分の日を作ると、サボり癖がついてしまい、そのまま堕落していくのです。

これを防ぐために、「今日はしんどすぎる…」となって、どうしてもスケジュールを守るのが無理な日は、ほんの短時間でもいいので、勉強する機会を一日の中で持ってください。

たとえば15分だけ単語の確認をしてから、早く寝るとかね…。

とにかく「毎日勉強する」ということをコツコツ続ける。

これを約1ヶ月以上、続けていると、本当に習慣化し、ガチでサボりにくい体質になりますから。

嘘だと思ってやってみてくださいませ。

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